文人趣味とは?煎茶や南画に宿る、雅の心と美学を知ろう

文人趣味にもとづく美術を楽しむには

文人趣味の世界は、美術館・博物館の展覧会でも感じることができます。

特に、文人趣味にまつわる美術工芸品を所蔵する館として、第15代住友吉左衛門(号:住友春翆(しゅんすい))の膨大なコレクションを有している、京都の泉屋博古館と、東京の泉屋博古館東京が挙げられます。

春翆は中国文化に造詣が深く、文人に憧れを持っていた人物でした。その審美眼によって集められた中国青銅器や文人画の数々は、文人趣味の真髄を今に伝えています。

文人趣味のゆとりを美術館でも味わおう

文人趣味とは、単に古い美術品を愛でることではありません。忙しない日常の中でも自分だけの精神的な聖域を持ち、お茶を淹れたり、アートに触れたりすることで、心を自由な場所へ解き放つことを意味します。

かつての文人たちが大切にした雅の精神や美学は、私たちの生活を豊かにするヒントを教えてくれているのではないでしょうか。美術館や博物館で絵画や書に心を寄せてみるとき、現代の文人趣味に思いを馳せてみませんか。

配信元: イロハニアート

提供元

プロフィール画像

イロハニアート

最近よく耳にするアート。「興味はあるけれど、難しそう」と何となく敬遠していませんか?イロハニアートは、アートをもっと自由に、たくさんの人に楽しんでもらいたいという想いから生まれたメディアです。現代アートから古美術まで、アートのイロハが分かる、そんなメディアを目指して日々コンテンツを更新しています。