脳トレ四択クイズ | Merkystyle
片岡篤史「もう少しできたんじゃないかな」 宮本慎也との比較で明かした“引退を決意した瞬間”のドラマ<ダグアウト!!!>

片岡篤史「もう少しできたんじゃないかな」 宮本慎也との比較で明かした“引退を決意した瞬間”のドラマ<ダグアウト!!!>

「ダグアウト!!!」
「ダグアウト!!!」 / ※提供画像

1月26日に放送された野球トークバラエティ「ダグアウト」(毎週月曜夜10:00-11:00、BS10)。今回のゲストは現役時代に北海道日本ハムファイターズや阪神タイガースで活躍し、現在は解説やYouTubeでも人気を集める片岡篤史、そして2000本安打達成に加えWBC金メダルメンバーとしても存在感を発揮した宮本慎也だ。MCの上重聡、かみじょうたけしとともに、現役時代の後悔から引退の瞬間、そして意外な野球観の違いまで濃密なトークが展開された。

■先輩・片岡が見た宮本の成長「1段ずつ階段を登っていった」

ともにPL学園と同志社大学野球部出身という共通項がある片岡と宮本。しかし2人の関係性は、ただのOB同士では終わらない深さがある。

先輩である片岡は宮本について「1段ずつ階段を登っていった。決して1段抜かしせず、というタイプだと思う」と印象を語るなど、着実に積み上げていく姿勢を高く評価した。PL学園出身といえば清原和博や桑田真澄のように天才肌のスター選手が脚光を浴びるイメージも強いが、宮本に対する言葉はむしろ地道さへのリスペクトに満ちている。

一方の宮本は、片岡に対して高校・大学時代の厳しい先輩像を認めつつもプロ入り後の距離感はまったく別物だったと明かす。「プロに入って悩んだ時は、ほとんど片岡さんに電話していた。信頼してる先輩です」厳しさを知っているからこそ、いざというときに頼れる関係性が2人の言葉の端々から伝わってきた。

■片岡の後悔と宮本の共感…野球が変われば努力の形も変わる

番組序盤、片岡が明かしたのは「現役時代にもっと努力すればよかった。もう少しできたんじゃないかな」という意外な“心残り”だった。引退当時はやりきったと思っていたものの、そのあとで初めて“もっとできたかもしれない”と実感したという。

これを受けた上重が「今の知識で、これやっておけばよかったなというのはありますか?」と問いかけると、片岡は「ウエイトトレーニングですよ」と即答。片岡の現役時代は「力で打てるなら相撲取りが一番打てる」と言われた時代であり、現在ほどウエイトが重要視されていなかった。だが現代野球では科学的なトレーニング、栄養、休養のバランスが整った結果、プロ選手全体で体つきが変わってきている。

また片岡は昔の野球を「相手が嫌がることのせめぎ合い」と表現し、今は正々堂々としたプレーが多いと語った。時代とともに野球の質が変化したことで、努力の方向性も変わっていったというわけだ。これを受けて宮本も「たしかに、もっとできたと思う」と片岡の意見に同調。

宮本の時代は「答えがないところで探りながらやる楽しさはあった」というが、今は答えがわかっている分“やればやるほど結果につながり、稼げる状況”だと分析する。この言葉には、努力の質がアップデートされ続けるプロ野球界の現実が凝縮されていた。

さらに番組中盤では、引退というテーマから2人の野球人生が浮かび上がる。40歳を超えて内野手として活躍し、43歳で引退した宮本に対して「すごいこと。なかなかできませんよ」と率直に称賛した片岡。一方で片岡は、自身の引退のきっかけが“エラー”だったと明かす。

1-0でリードしていた横浜DeNAベイスターズ戦。村田修一の打球を片岡が2回エラーしたことで2点を失い、逆転を許してしまったという。さらにドラマは続く。「5回終了時に見たこともない大雨が降ってきた。そこでゲームセットですよ。神のお告げじゃないですけど、“もう辞めなさい”と言われていると思った」と当時を振り返る片岡。ミスと天候が重なり、まるで区切りを告げられたような感覚だったと語る片岡の言葉には、引退を決断した瞬間の生々しい温度があった。

■意外すぎる野球観の違いに上重も驚き

今回の放送で特に印象的だったのが、片岡と宮本の野球観の違いだ。片岡は打撃が多少弱くても守備を重視するタイプであるのに対し、宮本は打撃重視の野球を理想としている。片岡は「ずっと打てないチームにいたんでね。“まず守る”という勝ち方しかなかった。ミスしたら負けるという環境だった」とその理由を語る。守備にこだわるのは美学というよりも、勝つために突き詰めた生存戦略だった。

対する宮本は、打撃にこだわる理由を「ホームランを打ちたかったんですよ。ホームランを打つバッターに憧れていた」と断言。自身が監督になったとしてもスタメンにはまず打つ選手を起用すると言い切る姿に、上重は「宮本さんは絶対に守備、片岡さんは打撃中心だと思っていたが逆だった」と驚く。世間のイメージとは真逆の価値観が浮き彫りになったと言えるだろう。

高校、大学、プロと長い時間を同じ野球という世界で過ごしてきた2人でも、“理想の野球”は重ならない。今回の「ダグアウト!!!」は、野球ファンにとって技術論以上に貴重なトークが満載だった。

提供元

プロフィール画像

WEBザテレビジョン

WEBザテレビジョンは芸能ニュース、テレビ番組情報、タレントインタビューほか、最新のエンターテイメント情報をお届けするWEBメディアです。エンタメ取材歴40年以上、ドラマ、バラエティー、映画、音楽、アニメ、アイドルなどジャンルも幅広く深堀していきます。