伊野尾慧“晴流”と松本穂香“菜帆”の家庭の違いが描かれ、その落差に切なさを感じる場面も<50分間の恋人>

伊野尾慧“晴流”と松本穂香“菜帆”の家庭の違いが描かれ、その落差に切なさを感じる場面も<50分間の恋人>

「50分間の恋人」第3話より
「50分間の恋人」第3話より / (C)ABCテレビ・ストームレーベルズ

伊野尾慧(Hey! Say! JUMP)と松本穂香がW主演を務める日10ドラマ「50分間の恋人」(毎週日曜夜10:15-11:09、テレビ朝日系/TVerにて配信)の第3話が2月1日に放送。晴流(伊野尾)が菜帆(松本)の実家を訪れる場面が登場し、子育てを放棄した母親を持つ晴流と、温かい家庭で育った菜帆という両家の対比が描かれた。(以下、ネタバレを含みます)

■「50分間の恋人」とは

同作は、伊野尾演じる“AIだけが親友の変わり者イケメン”の甘海晴流と、松本演じる“仕事に夢中な堅実女子”の辛島菜帆が繰り広げるズレきゅんラブコメディー。

ゲーム会社「ダブルスターズ」に勤めるキャラクターデザイナー・菜帆が、ゲーム会社「パイレーツ」の天才ゲームクリエーター・晴流にコーヒーをぶちまけ、30万円もするヴィンテージTシャツを汚してしまったことから、“弁償金の代わりに弁当を30回作る”という弁当契約を結ぶことに。菜帆は晴流のずれた言動に振り回されつつも、彼の優しさや真っすぐさに次第に引かれていくが、互いがライバル会社に勤めていることが発覚。スムーズにはいかない二人の恋模様が描かれる。

W主演の二人の他、菜帆の頼れる上司で優秀なキャラデザイナー・渋谷裕太役で味方良介、菜帆の弟で大学生の辛島航役で黒田光輝、晴流が務めるパイレーツの専務・米田大祐役でおいでやす小田、社長秘書で晴流に片思い中の塩見麗美を秋元真夏、晴流のAIアシスタント・バディーの声を本多力、パイレーツの社長・栗原恭平役で高橋光臣、菜帆が働くダブルスターズの社長で、強烈な個性を持つカリスマ経営者・杏野志麻役で木村多江が出演する。


■晴流は菜帆の実家に挨拶に行くことになり…

弁当契約解消の危機を乗り越え、一緒にランチをする晴流と菜帆。晴流は、菜帆のオムライスを「人生で最上級」と絶賛。菜帆には大袈裟に聞こえるが、晴流がそこまで喜ぶのには理由があった。

晴流は、オムライスに限らず家庭料理を食べた経験がないのだ。母は仕事に忙しく、家事も育児も他人任せ。晴流を献身的に育てた父も料理はせず、その父も晴流が小学生の頃に他界していた。

幼い頃、遠足には不釣り合いな高級料亭の松花堂弁当を母から持たされたことは、晴流にとって恥ずかしい記憶。そんな事情から、いまだタコさんウインナーに強い憧れを抱く晴流に、菜帆は複雑な思いを抱く。

そんな中、アクシデントで晴流が買ってきた抹茶ラテが転倒し、菜帆の洋服にラテがかかって汚れてしまう。晴流は菜帆をセレクトショップへ連れていくと、彼女に似合う服をチョイスし、「弁当のお礼だ」と言って菜帆にプレゼントする。

晴流に買ってもらった服を着て実家に帰った菜帆は、いつもと違う雰囲気で「姉ちゃんのセンスじゃない。あやしい」「高い服を貢いでくる男と付き合ってるのか?」など、家族から質問攻めに合う。

するとそこに晴流から電話があり、二人の関係を誤解した父・博(肥後克広)の言葉をきっかけに、晴流は菜帆の実家に急遽挨拶に行くことになるのだった。

■晴流と菜帆、二人の家庭環境の違いに切なさを感じる場面も

菜帆の家族と電話で話したあと、「あったかい家庭で羨ましい。お母さんが毎日お父さんに愛妻弁当を作るって言ってたのわかるような気がした」とメッセージを菜帆に送った晴流。そのメッセージに菜帆は、晴流の母親が家事も育児も他人任せだと話していたことを思い出し、切ない表情に。

後日、菜帆の実家を訪れた晴流は、自身が育てた立派な盆栽を持って玄関の前に立っていた。その盆栽は辛島家へのプレゼントで、菜帆の父・博はその盆栽に興味を示し、すぐに盆栽話で盛り上がる晴流と博。

菜帆の母親・みのり(赤間麻里子)は、晴流がリクエストしたコロッケなどの手料理をたくさん作ってもてなし、晴流はうれしそうにコロッケを頬張る。

そのあと、博から「ご家族は?」と聞かれた晴流が、「うちは父が早くに亡くなって…。母は大手化粧品会社で役員をしています」と話すと、博は「これからは、俺をお父さんだと思ってなんでも言ってくれ」と、優しい言葉をかけた。

そして晴流は、「辛島殿のお弁当は、どれも優しい味がして、今日ここに来て、どうしてそんな味がするのかわかった気がします」と、3人に伝えるのだった。

第1話でも、晴流の母親が手作り弁当を作らなかったこと、「こんなことならあの子を産まなきゃよかった」と母親が父親に話しているところを幼い頃の晴流が見てしまったことが明かされていた。

そんな晴流と、温かい家族に囲まれて育った菜帆の家庭環境の違いが描かれ、その落差を感じて切なくなる場面もあった第3話。菜帆と菜帆の家族の優しさに触れた晴流が、少しでも笑顔になればいいなと思ったが、番組ラストで晴流が「パイレーツ」のトップクリエイターであることを菜帆が知ってしまい、今後の二人の関係を大きく揺るがす自体に…。次話以降の展開も見逃せない。

◆文=奥村百恵

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