
今回のイベント「本の精霊とひらかれた物語」は、ところざわサクラタウン初の、施設全体を巡って楽しむ“周遊型”リアル謎解きゲーム(所要時間の目安はおよそ2~3時間。制限時間なし)。角川武蔵野ミュージアムや武蔵野坐令和神社、ダ・ヴィンチストアなど、本をテーマにしたスポットを巡り、不思議な物語の異変を“遊びながら”解決していく…という内容だ。
この物語の案内役は、本のしおりのような羽根を持つ“本の精霊・コトハ”。 コトハが管理する「カミ様の本棚」では、登場人物たちが物語を飛び出してしまう異変が発生中…なのだという。参加者はゲームをクリアするために、その問題を解決する手がかりを探しながら、“本の世界”を巡っていく。
ところざわサクラタウンに到着したら、まずはダ・ヴィンチストアへ向かい、謎解きキット(1500円)を購入しよう(※1人1部ずつの購入が推奨されている)。キットの内容は、マップや遊び方、問題などが書かれた冊子と、オリジナルデザインのクリアファイル、クリップペンとなっている。

また、スマートフォンも用意し、冊子に書かれた二次元コードを読み取って、ゲーム専用のLINEにも登録する。LINEに送られてくるストーリーを読みながら、各エリアで謎を解いていく…というシステムなのだ。
最初に注目したいのは、“ダ・ヴィンチストア内に隠れている、あるもの”を見つける問題だ。店内はもちろん、冊子の中など至るところに気になるモチーフやイラスト、文字が散りばめられているので、さまざまなところをキョロキョロと見回しながらトライしていった。

問題を進めていくとわかるのだが、一つひとつの要素が“謎の解き方”に関わってくるので、一瞬たりとも気が抜けない…というのもこのゲームのポイントだ。最初の問題ではこの事実が身に染みてわかるので、冊子の1ページ目から順を追って丁寧に進めていくといいだろう。
店内では、ほかのお客さんの通行の妨げにならないよう、手がかりの写真を撮って、広い場所に移動してから集中して問題を解いていこう。謎がわからないときは、LINEに決められた数字を書き込めばヒントが送られてくるのでご安心を。


さらに同イベントで印象的だったのは、“行動範囲が広い”という点。ダ・ヴィンチストアを出たあとは、あっちへ行ったりこっちへ行ったり…。テーマを「桃太郎」とした謎解きでは、ところざわサクラタウンのグラウンドフロアをゆっくり巡りながら、古代と現代が融合した武蔵野坐令和神社など、“映えるスポット”で記念撮影なども楽しむことができた。




イベント体験後、「本の精霊とひらかれた物語」の企画の経緯について担当者に聞いてみると「ところざわサクラタウンって、角川武蔵野ミュージアムをはじめ、神社やホール、ショップなど、いろいろな要素がミックスされていて、こうした“周遊型”のリアル謎解きゲームに適しているな、と思ったんです」とのこと。
「施設の魅力をより知ってもらえる機会になるのではないか…ということと、家族の交流などにも使っていただけるのではないか?ということを考えて企画しました。お一人はもちろん、ファミリー、カップル、ご夫婦、アクティブシニアの方々、みなさまに楽しんでいただきたいです」とアピールする。
■謎解きキットでおトク&豪華賞品も!
同イベントは、参加者にうれしい特典も盛りだくさんだ。謎解きキットを対象店舗で提示すると、割引やサービスが受けられる特典が用意されているのだ。謎を解きながら、「角川食堂」や「KadoCafe」でひと息つくのもおすすめだ。また、ゲームを最後までクリアしてアンケートに回答すると、抽選で、オリジナルのグッズなど豪華賞品が当たるキャンペーンにもチャレンジ可能!謎を解くだけで終わらず、ちょっと得した気分も味わえる、まさに“一石二鳥”な体験型イベントとなっている。








取材・文=平井あゆみ
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