ペットボトルにニンジンの種を植えて4カ月後→引っこ抜くと…… まさかの“モリモリ収穫”に「えーっ!」「これはすごい」

ペットボトルにニンジンの種を植えて4カ月後→引っこ抜くと…… まさかの“モリモリ収穫”に「えーっ!」「これはすごい」

 1年前や5年前……。少し前にインターネット上で話題になった投稿や動画を振り返って紹介する企画「昔のインターネット発掘!」。今回紹介するのは、ペットボトルを使って“ニンジンを水耕栽培する方法”です。動画は、記事執筆時点で53万3000回以上再生され、8000件を超える高評価を獲得しています。

 動画が投稿されたのは、家庭菜園や水耕栽培に関する動画を多数発信しているYouTubeチャンネル「みかんぼーや1987家庭菜園」。以前には、ダイソーのアイテムを使ってシュンギク(春菊)を室内で栽培する様子が話題となりました。今回はペットボトルを使った水耕栽培で、緑黄色野菜の王様と言われている「ニンジン」を育ててみるようで……?

 ニンジンは生育期間が意外と長く、土から抜いてみたら先端が足のように分かれていたり、サイズが小さかったり……そんな引いてみないとわからない、ガチャ的な要素を持ち合わせた野菜なのだとか。しかしみかんぼーやさんは今回“激レア級”といっても過言ではない、立派なニンジンを育てることに成功したようです。それでは早速、ニンジンを栽培した4カ月間の記録を見せてもらいましょう。

 まずは種の解説と容器作りからスタート、今回は「五寸ニンジン」という品種のニンジンを作っていきます。五寸という名前の通り約15センチになるニンジンで、スーパーでよく見かけるニンジンはこの品種なのだそうです。

 ニンジンの発芽適温は15~25度、生育適温は18~21度と比較的涼しい温度を好むとのこと。種まきのタイミングは年に2回で、3月下旬ごろに種まきをして夏に収穫する春まきと、6月下旬ごろに種まきをして秋冬に収穫する夏まきに分かれます。ただし適する温度や時期については、品種や地域によって差があるそうなので確認してみてください。

 今回ニンジンを栽培する容器には、950ミリリットルのペットボトルを9本使用します。別途ペットボトルを入れるためのケースを用意したところ、9本のペットボトルがぴったりフィット。こちらのケースはダイソーで購入しました。

 ペットボトルは1本を除いて上部をカッターで切り落とし、はんだごてで底に5カ所ほど給水穴を開けておきます。底には小さく切った不織布シートを敷き、バーミキュライトを入れます。バーミキュライトの使用量を節約したい場合は、ココヤシピートを半分ほど混ぜてもいいそうですよ。

 ここですっかり忘れていたという、ペットボトルにアルミホイルを巻く作業を行うことに。ペットボトルにアルミホイルを巻いて遮光することで、藻の発生を防げるのだそうです。

 ペットボトルに少しバーミキュライトを入れたらケースに並べ、ケースの底に水を投入。バーミキュライトに水を吸わせて湿らせながら、8割ほどの位置になるまで少しずつバーミキュライトを足していきます。なおケースの水は底から2~3センチのところでキープして、底面から給水させながらニンジンを育てていくことになります。

 バーミキュライトが湿ったら、ペットボトル1本あたり10粒ほど種をまきました。ニンジンは発芽する際に給水する力が弱いため、培地が乾いていると発芽しにくいのですが、この方法であれば比較的発芽しやすいそうです。

 またニンジンは発芽時に光が必要な好光性種子のため、まいた種には薄くバーミキュライトをかぶせておきます。最後はスプレーでしっかり保湿したら、種まき完了。日の光がよく当たるところに置き、発芽を待ちます。

 種まきから5日後。すでに一部の種が発芽していたため、成長に合わせて間引きをしながら育てていくことに。念のため防虫ネットをかけるなどして、大切に育てていましたが……風のせいか2階の手すりに置いてあったニンジンケースが1階に落下してしまうという、大事件が発生してしまいます。ニンジンは移植を嫌うため、1から育てることになってしまったのでした。

 今度はペットボトルを6本使い、初回と同じように容器を作ってニンジンの種を植えることに。栽培7日目には発芽を確認できたため、翌日からケースの水を液体肥料に変更。混み合ってきたら間引きをする、という形で育てていくことにしました。なおニンジンの葉っぱは栄養が豊富に含まれているそうなので、間引いた葉っぱも捨てずに有効活用したいですね。

 栽培36日目には水の減りが早くなってきたため、自動給水システムを稼働させることに。上を切らなかったペットボトルの下にパチンコ玉くらいの穴を開け、中に液体肥料を入れてフタをしめます。その状態でケースに戻すと、穴より水位が下がったときに自動で中の溶液が出てくるシステムになるのだとか。ペットボトルの溶液がなくなったら補充するだけで、1~2週間放置できるそうですよ。

 なおみかんぼーやさん宅では南向きの2階のベランダでニンジンを育てており、1日6時間ほど太陽光を浴びることができる状態だったとのこと。また雨が降るとケースの水位が上がってしまうため、避難するか排水するといった対応が必要になるそうです。

 栽培108日目には葉っぱが伸びて、自分の重さで倒れるほどになっていました。このくらい育ったらたまにニンジンの根元をチェックして、その際に肩の部分が出てしまっていたら培地をかけて隠してあげるといいとのこと。太陽光に当たると、ニンジンが緑色になってしまう可能性があるからです。

 また同時にペットボトルを触って、根の状態を確認していきます。中でニンジンの根が肥大してパンパンになっていたら、収穫のサインです。

 栽培136日目。気温が低い日が続いたせいか、葉っぱの色が悪くなってしまいました。しかし根がパンパンになっていたため、満を持して収穫することに。あまり大きくなっていないかもな……と期待せずに収穫したところ、ペットボトルの中にはとっても立派なニンジンの姿があったのでした。

 大興奮といった様子で収穫したニンジンのサイズは“五寸”を優に超えた約20センチ、重さは約230グラムという、大満足なサイズでした。なお他のニンジンも同じくらいのサイズで、根が割れることもなく、美しい形をしていたそうですよ。

 収穫したてのニンジンを生で食べてみたところ、甘くてえぐみもなく、まるで柿を食べているような味だったとのこと。葉っぱは油や醤油で炒めてふりかけにして、ごはんのお供としておいしくいただきました。

 動画には、「えーっ! ペットボトルでこんなに立派なニンジンができるなんて!」「絵に描いたような立派なニンジンですね!今年はこれにしようかな?」「これはすごい、興奮するのも分かる」「こんなにキレイなニンジンがペットボトルで出来るんですか?!すごい!ぜひマネして挑戦してみたくなりました!」「去年ニンジン作り大失敗したので、今年はこの方法でやってみようと思います!!動画のような立派なニンジンが出来るように頑張ります!!」といったコメントが寄せられていました。

 みかんぼーやさんはYouTubeチャンネルの他に、X(Twitter/@mikanbo_ya1987)とInstagram(@mikanbo_ya19_87)、TikTok(@1987mikan)でも家庭菜園や水耕栽培の役立つ情報を発信しています。また、書籍『お家がどこでも畑になる! 頑張らないカンタン水耕栽培』(KADOKAWA)が販売中です。

動画提供:YouTubeチャンネル「みかんぼーや1987家庭菜園」

配信元: ねとらぼ

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