81歳でも声や身体が衰えない 草野仁が続けてきた「自分に合う健康習慣」を見極める方法とは|和田秀樹

81歳でも声や身体が衰えない 草野仁が続けてきた「自分に合う健康習慣」を見極める方法とは|和田秀樹

タンパク質を重視。肉を我慢する必要はない

和田 お肉もよく食べますか?

草野 はい。ただ私は小さい頃に長崎県の島原に住んでいたので、魚をいっぱい食べて育ちました。

和田 お魚の美味しさを知ってるわけですね。

草野 はい。有明海に面した雲仙の麓の町なんですが、知り合いの漁師さんが、獲れた魚を分けてくれるんです。魚屋さんに卸しに行く途中に私の家に寄り「草野さん、なんでもどうぞ」と。すると父は「これとこれ。あ、これももらおう」なんて言っていただく。それをすぐに薄味の煮付けにしたりするんです。

和田 恵まれた環境ですね。

草野 今になって思うと「肉は高くて買えない」という懐事情もあったんでしょう。物のない時代に育った割に身体は丈夫です。魚の栄養のおかげかな、と思っています。

和田 でしょうね。実は日本人の体格は、戦後生まれの人から急によくなりました。米軍が脱脂粉乳を配り、学校給食も始まったからです。その結果、昭和30年前後に生まれた男性から身長が170センチぐらいになりました。やはり食べ物の影響は大きいと言わざるを得ません。

草野 寿命も延びましたよね。

和田 はい。かつて結核で死ぬ人が多かったのは、栄養不足のせいなんですよ。タンパク質が圧倒的に不足していた。定説では「結核による死者が減ったのはストレプトマイシンという抗生物質ができたおかげだ」となっていますが、これだと結核の患者そのものが減った理由の説明がつかない。

草野 なるほど。

和田 だから「結核の人には卵を食べさせろ」と言ってたことも理にかなっている。草野さんが魚でタンパク質をたっぷり摂れたのは幸運でしたね。

草野 そうですね。

和田 魚はDHAも含むので頭もよくなります。草野さんは今もお魚が多いですか?

草野 はい。「魚60:肉40」くらいの比率だと思います。

和田 いいですね。

配信元: 幻冬舎plus

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