
コミックの映像化や、ドラマのコミカライズなどが多い今、エンタメ好きとしてチェックしておきたいホットなマンガ情報をお届けする「ザテレビジョンマンガ部」。今回は、4コマ漫画『ベビハム用給水器』を紹介する。作者のピロッピーディスク。さんが、8月25日にX(旧Twitter)に本作を投稿したところ、3000件を超える「いいね」やコメントが多数寄せられた。本記事では、ピロッピーディスク。さんにインタビューを行い、創作の裏側やこだわりについて語ってもらった。
■成長した子どものハムスターたちに吸水器を

ペレットなども食べるようになってきた子どものハムスター・ベビハムたちを見て、ピロッピーディスク。さんは“水も自力で飲めるようにしよう”と考える。ケージに用意してある給水器はベビハムたちには届かないため、新しく低い位置の給水器を設置するのだった。
しかし新しい給水器は同じケージの中にいる母親のハムスター・ちゃわわんが使いはじめてしまう。元々置いてある高い位置の給水器ではなく低い位置の給水器を使う姿を見て、ピロッピーディスク。さんは思わず「なんで?」と呟いてしまうのだった…。
このハムスターのようすを描いた漫画を読んだ人たちからは、「雰囲気が素敵でニッコリした」「チョコみたいでかわいい」「どっちもかわいい動きしてて好き」「ハムちゃんかわいいねえ」など、多くのコメントが寄せられている。
■「おっかなびっくりしながら飲んでいました」作者・ピロッピーディスク。さんに漫画創作へのこだわりをインタビュー

――低い位置に設置された給水器ですが、この後ベビハムたちは無事に飲むことができたのでしょうか?
2匹とも無事に飲めています。吊り下げ式で不安定なので最初はおっかなびっくりしながら飲んでいました(笑)。
――ベビハムとちゃわわんたちは仲のよい家族なのでしょうか。日々の中で印象に残っているようすなどがあればお教えください。
仲は良くないです(笑)。ハムスターは元々縄張り意識が強く単独で行動する生き物なので、仲良くする子は相当珍しいと思います。母であるちゃわわんがベビハム達から餌を奪っているのは厳しさを感じました。とある動物園で子育てしている母ハムスターが赤ちゃん達から餌を強奪している動画を観たことがあるので、どこもこんな感じらしいですね。
――特に気に入っているシーンやセリフがあれば、理由と共にお教えください。
愉快なエピソードはたくさんありますが、やはりベビハムの毛色がそれそれ父母の毛色(ノーマル・キンクマ)だと分かった時は感動しました。
――普段のハムスターたちとの生活の中で、漫画の題材になると感じたものは記録に残しておられるのでしょうか?
今はハムスター達は皆旅立ってしまったので、当時の写真や動画を元に思い出しながら描いています。「亡くなった人を思い出すと天国でその人の元に花が降り注ぐ」という迷信のようなものを聞いたことがありますが、漫画を描きながら「あの子達の元にも花が降ってきてるのかな」と想像して楽しんでいます(笑)。
――今後の展望や目標をお教えください。
まだまだ登場していないハムスター達もいるので、ハム漫画をたくさん描いていずれは形に残せるようにしたいと考えています。また、今はインコとも暮らしているので我が家のインコのかわいさも伝えていきたいです!
――作品を楽しみにしている読者へメッセージをお願いします!
いつもお読み頂きありがとうございます!いいねやリポスト励みになります。これからも小さい命達が自由気ままに暮らしている姿を楽しんで頂けると嬉しいです。

