消化管(喉~肛門)への負担が大きくなる
キムチには、唐辛子を多く使ってつくられる種類もあります。日本でよく知られている白菜のキムチは、真っ赤な見た目のものが一般的。その赤色の正体が、大量に含まれる唐辛子なのです。唐辛子に含まれているカプサイシンという成分は、血中に取り込まれると副腎からアドレナリンを分泌させ、脂肪代謝などのエネルギー代謝や発汗を促進する働きを持っています。
ところが、とり過ぎてしまうと喉や胃腸などの粘膜を傷つけ、喉の違和感・声がれ・胸やけ・消化不良・下痢などを引き起こしてしまうことに……また、排便時に痛みを伴ったり、肛門の粘膜が傷つけられることで痔になることもあります。
なお、キムチに使われる唐辛子は、日本の唐辛子(鷹の爪など)に比べて辛さが1/2~1/3と言われていますが、それでも大量にキムチを摂取してしまうとカプサイシンのとり過ぎに繋がってしまいます。
胃腸の調子が悪いときに避けるのはもちろん、辛さが平気な人でも食べ過ぎには気を付けましょう。
目や鼻などに悪影響が出る
カプサイシンを大量にとると直接触れる消化管だけではなく、それ以外の粘膜にも影響を及ぼします。その理由として考えられるのが、辛さの刺激による防御反応として副交感神経を活発化させると言われています。すると、体の中から異物を出す働きが強まり、涙や鼻水止まらなくなることがあるのです。
また、子どもや辛さに敏感な人は、吐き気、嘔吐、高血圧などの症状が現れることも……。
カプサイシンのメリットを期待してとり過ぎてしまうと、デメリットの方が多くなってしまいますので注意しましょう。

