夫との話し合いの結果
そこで後日、私は子どもたちが寝たあとに、夫と落ち着いて話す時間をつくりました。そして、朝ごはんの準備中に2人が別々の要求をして手が回らないことや、2人同時に泣かれるとどちらかを抱っこしながら泣きたくなるなど、事実とともに私の気持ちを具体的に伝えたのです。すると、夫は「そんなに大変だったんだ、ごめん」と驚きながらも、理解を示してくれました。
それから私たちはノートに家事や育児でやることリストを「朝ごはんの片づけ」「子どものお風呂」「ゴミ出し」のように細かく書き出し、お互いの分担を決めていきました。例えば「寝かしつけは自分がやるから、その間に洗濯物をまわして」といった形です。
それ以来、役割がはっきりしたことで夫も動きやすくなった様子。私も、もうひとりで抱え込まなくていいのだと安心できました。この話し合いをきっかけに、「専業主婦だから」ではなく「一緒に家庭を支えている」という意識を持てるようになりました。夫の発言を思い出すと、今でも少し悲しくなるのが正直なところです。けれども話し合うことを避けずに向き合えば、関係は少しずつ変えていけるのだと実感しています。
著者:野中 まゆ/30代女性/2022年生まれの男女双子の母。13年保育士として勤務。出産を機に退職し、現在は保育士経験や自身の子育て体験をもとに、在宅で執筆業務をおこなっている。
イラスト:たかだきなこ
※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています(回答時期:2025年8月)

