「その彼、モラ夫予備軍かも」親友の忠告で、シングルマザーは目を覚ます|シンママの彼はモラ夫予備軍

「その彼、モラ夫予備軍かも」親友の忠告で、シングルマザーは目を覚ます|シンママの彼はモラ夫予備軍

恋人がモラハラ予備軍…?

モラハラ

私は迷いに迷って、康子に全てを話した。隆司とのこれからを応援してくれていた康子に心配をかけたくなかったけれど、もう限界だったのだ。話を聞いた康子は少し考えてこう言った。

「えりか、隆司くんはモラハラ予備軍かもしれないよ」

康子の言葉に、私は息をのんだ。

「隆司くんはえりかをコントロールしようとしてる。思い通りにならないと腹を立てたり、自分の行き届かない部分をえりかのせいにして従わせたり。それってさ、明らかにモラハラだよ」

康子の言葉は、私の感覚が麻痺していたことに気づかせてくれた。元夫とは違い、「役立たず」などの暴言は言われないから、大丈夫だと思い込んでいたのだ。

「えりか、世の中に男はたくさんいるよ。タツキくんのためにも、納得できない相手とはこれ以上進まないほうがいい」

康子の言葉に、私の心に深く迷いが生まれていることに気づいた。私は、自分の幸せとタツキの幸せのために決断しないといけないのに。

あとがき:暴言と依存

隆司の真の姿が露わになる瞬間が描かれた回でした。別れ話によって、彼の支配欲や未熟さが表面化します。友人の言葉は、過去のトラウマから抜け出せず、自分自身を疑っていたえりかの背中を強く押します。

※このお話は、ママリに寄せられた体験談をもとに編集部が再構成しています。個人が特定されないよう、内容や表現を変更・編集しています

記事作成: ゆずプー

(配信元: ママリ

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