︎原因
この病気は、真菌の接触感染によって起こります。つまり感染した猫に触れる事で、猫同士で感染するだけでなく、人や犬にうつる事もあります。
また、直接感染している猫に触れる事がなくても、その猫の抜け毛がついた家具、ブラシやソファ、ベッドの共有などでも感染が成立してしまうので多頭飼育の場合には特に注意が必要です。
ただし、皮膚糸状菌症は感染すると全ての猫で症状が現れる訳ではなく、免疫力の高い健康な成猫では、感染しても自然治癒する事があります。逆に、免疫力の弱い子猫や高齢猫、持病のある猫では悪化する事が多いです。これは、人や犬でも同じ事が言え、高齢者や子ども、基礎疾患のある人では、より一層感染に注意が必要です。
︎治療法
皮膚糸状菌症の治療は、内服薬、外用薬、薬浴(シャンプー)で治療を行います。猫の性格や症状の程度によってこの3つを組み合わせて治療をします。いずれも抗真菌薬が含まれるものを使用する事で糸状菌を減らす事ができます。
ただし、同居の犬や猫についても、予防としての隔離や、こまめな身体チェックの上、感染が疑われる場合は早めの薬浴や投薬が必要です。

