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「大動脈解離の主な5つの予防法」はご存知ですか?医師が徹底解説!

「大動脈解離の主な5つの予防法」はご存知ですか?医師が徹底解説!

大動脈解離の予防法とは?Medical DOC監修医が解説します。

※この記事はMedical DOCにて『「血圧」がどれくらい高くなると「大動脈解離」を発症しやすくなる?医師が解説!』と題して公開した記事を再編集して配信している記事となります。

小鷹 悠二

監修医師:
小鷹 悠二(おだかクリニック)

福島県立医科大学医学部卒業 / 専門は循環器内科 / 2009/4月~2013/3月宮城厚生協会坂総合病院 / 2013/4月~2017/3月東北大学病院循環器内科・同大学院医員 / 2017/4月~2018/5月仙台オープン病院循環器内科医長 / 2018/5月~おだかクリニック副院長 / 診療所での外来業務に加え、産業医、学校医としての業務も行っている。

「大動脈解離」とは?

大動脈解離は、心臓から全身に血液を運ぶ体内で最も太い血管である大動脈の壁が裂けてしまう病気です。大動脈の壁は、内側の膜、真ん中の膜、外側の膜の3層構造になっています。何らかの原因で真ん中の層が、血管が走る方向に沿って裂けることで、本来の血液の通り道(真腔)とは別に、新しくできた通り道(偽腔)に血液が流れ込みます。
これにより、大動脈の中に二つの通り道ができてしまう状態になります。
この病気は突然、胸や背中に引き裂かれるような激しい痛みとともに起こることが多く、突然死の原因となることもある危険な病気です。

大動脈解離の予防法

大動脈解離の予防において最も重要なことは、血管にかかる強い圧力(血圧)を下げて、大動脈の壁への負担を最小限に抑える「厳格な血圧管理」を行うことです。
具体的な血圧の目標は、上の血圧(収縮期血圧)を130mmHg未満、下の血圧(拡張期血圧)を80mmHg未満に保つことが望ましいとされています。
この血圧目標を達成し、再発や発症を防ぐためには、血圧を上げたり血管を傷つけたりする生活習慣上の危険因子を避けることが重要です。
日常生活では、特に次の点に注意を払いましょう。

禁煙する

喫煙は大動脈の壁の拡大や破裂の危険性を高める最も重要な要因です。受動喫煙も避けるべきです。

塩分を控える

食事の塩分摂取量を1日6g未満に抑えることが大切です。

血圧を急激に上げない

重量挙げのように息をこらえて力む動作(等張性運動)や、過度に力む排便(便秘)を避ける。熱いお湯(40度程度が推奨)への入浴や、急激な温度変化(寒い場所への移動など)を避ける。

他の病気の管理

高脂血症(脂質異常症)や糖尿病など、動脈硬化を進める他の病気の管理も重要です。

ストレス管理

十分な睡眠と休養をとり、ストレスを溜めないようにしましょう。

配信元: Medical DOC

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