用水路で見つけた“白いオタマジャクシ”→愛情込めて150日育てたら…… 「泣けそうでした」「幻かと思ってた」

用水路で見つけた“白いオタマジャクシ”→愛情込めて150日育てたら…… 「泣けそうでした」「幻かと思ってた」

 田んぼの横の用水路で発見した、白いオタマジャクシを捕獲。あれこれと試行錯誤してもカエルになれないオタマジャクシを、愛情たっぷりに飼育する様子がYouTubeに投稿されました。動画は記事執筆時点で、148万回以上再生されています。

 動画を投稿したのは、生き物系YouTuberの森こんにゃく(@morikonnyaku)さん。以前には、スーパーで見つけたおしゃれな貝を水槽に入れてみた様子が話題となりました。

 そんな森こんにゃくさんは、2025年の夏の終わりに田んぼの横の用水路で白いオタマジャクシを発見し、捕獲。「白玉ちゃん」と名付けて飼育していましたが、どれだけ試行錯誤してもカエルにならないため、オタマジャクシのまま長く飼育することを目指していました。今回はそんな“カエルになれないオタマジャクシ”、白玉ちゃんのその後について紹介してくれるようです。

 「突然変異で弱かったり、ホルモンの分泌が正常ではなかったりするオタマジャクシは、カエルになれないことがある」……そんな情報を知り、白玉ちゃんを無理にカエルにしようとする考えを捨てた森こんにゃくさん。冬を越えられるかわからないけれど、白玉ちゃんをもともといた田んぼの土水槽から、他の生き物が暮らし水草も生えている、観賞用の水槽に移しました。

 それから1週間後。白玉ちゃんは相変わらずカエルになる様子がなく、さらに少しやせてきてしまいました。森こんにゃくさんが調べたところ、こういったカエルになれないオタマジャクシは冬になって寒くなってしまうと、生きていくことが難しくなるようです。

 残された命をこの水槽で過ごしてもらおうと思っていたのですが、この水槽にはもともとエビが暮らしています。エサを与えるとエビたちが先に持って行ってしまうことも、白玉ちゃんがやせてきてしまった1つの理由なのかもしれません。

 体の弱い白玉ちゃんにとって、この水槽はベストではない。そう考えられることから、白玉ちゃんを個別飼育できる水槽を用意しました。新たな水槽の底には田んぼの土を敷き、水槽の下には水温を上げるためのパネルヒーターをセット。水合わせをしてから、引っ越しをしてもらいました。

 森こんにゃくさんの調査によると、日本に生息しているカエルではウシガエル、ツチガエル、タゴガエルなどのオタマジャクシは冬を乗り越えられるそうです。しかし捕獲した場所ではツチガエルは生息していないことから、白玉ちゃんはヌマガエルだと思われるとのこと。ヌマガエルなのであれば、オタマジャクシのまま越冬するのは難しいかもしれません。

 その後エサの準備をしていると、水槽の水温は21度から25度に上がっていました。白玉ちゃんが過ごしやすいだろう水温の中で、湯がいてつぶした小松菜をあげてみることに。最初は食べようとしませんでしたが、電気を消すとすごい勢いで食べてくれたのでした。

 数日後、「オタマジャクシはユスリカの幼虫であるアカムシが大好物らしい」という情報を仕入れた森こんにゃくさん。そこで白玉ちゃんにもアカムシを与えてみようと、外で飼育している白いスッポンの水槽からアカムシを取ってきました。そして取れたて新鮮なアカムシを水槽に入れてみましたが……残念なことに、白玉ちゃんは見向きもしませんでした。

 その後も続く日々のお世話の中で、白玉ちゃんにはエビオス錠やナマズのエサなど、できるだけいろんなものを与えるようにしたそうです。するとある日、白玉ちゃんの目の下に不思議な穴があることに気付きます。もしかすると、この穴から腕が出てくるのでしょうか……?

 さらに数日後。さまざまなエサをもらったおかげか白玉ちゃんはすっかり肥えて、その体はお団子のようにまんまるになっていました。そして田んぼの土からはいつの間にか、生きた化石と呼ばれることもある「カブトエビ」がふ化してきたのです。

 しかし、そのカブトエビが土を巻き上げながら泳ぐせいで、水槽の水が白く濁ってしまいます。これでは白玉ちゃんの健康管理ができないため、残念ながら新たな同居人のカブトエビは取り除くことに……。

 そして気付けば11月になりましたが、白玉ちゃんは元気に過ごしていて、この水槽に来てから一回り大きくなったようです。しかし気温が下がって水温が25度を下回る日が出てきたため、防寒対策を実施。このとき白玉ちゃんの皮膚の下で、何かが動いているように見えたそうです。

 12月にはパネルヒーターに加えて水槽用ヒーターも導入し、水温を30度に設定。白玉ちゃんは相変わらずオタマジャクシのままですが、水温を上げたことで田んぼの土からたくさんの微生物や浮草が発生してきました。また飼育スタートから150日目を迎えた白玉ちゃんの体にも変化があり、目の下にある穴のあたりが少しずつ膨らんできたようです。

 森こんにゃくさんの手厚く愛情たっぷりなお世話のおかげで、冬を迎えても元気に過ごしている白玉ちゃん。そんな白玉ちゃんが今後どのような姿になるのか、次の春を迎えて何かの奇跡が起きるのか……そっと見守っていきたいですね。

 動画には、「小松菜食べたときはうれしくて泣けそうでした」「小さいころ白いおたまじゃくし見たんだけど幻かと思ってた。ほんまにおるんやな」「足が力強くなってきている。このまま人間になるんじゃないか」「白玉ちゃん、元気で良かった。白玉ちゃん、春まで頑張って」「うちも去年こんな感じの子いました!どんどん餌見つけられなくなるので、狭い水槽でエサ入れて1時間経ったら水換えを繰り返してたら大人になりました!1月15日くらいです。これは腕生えますよ!頑張ってください!」といったコメントが寄せられていました。

 森こんにゃくさんは、さまざまな生き物の様子をYouTubeチャンネル「森こんにゃく」の他にX(Twitter/@morikonnyaku)やInstagram(@morikonnyaku)でも発信中です。

動画提供:YouTubeチャンネル「森こんにゃく」

配信元: ねとらぼ

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