
「キルミー・ヒールミー」(2015年)や「コネクション」(2024年)で知られる人気俳優チソンの主演ドラマ「二度目の裁判」の第9、10話が1月31日までに配信された。ハニョン(チソン)にとっての敵と味方がいよいよ明確になり、検事キム・ジナ(ウォン・ジナ)やパク・チョル(ファン・ヒ)らも加わった最強チームが結成されていく展開に、視聴者から歓声が上がった。(以下、ネタバレがあります)
■ハニョンが“カン・シンジン包囲網”を形成
同ドラマは、巨大法律事務所ヘナルの“下僕”として言われるままの判決を出してきた腐敗裁判官・ハニョンが無念の死をきっかけに10年前にタイムリープし、自らの過ちを正して巨悪に立ち向かっていく“人生逆転ファンタジー”。原作は、ウェブ小説とウェブコミック合わせて累積閲覧数1億回超という大ヒット作だ。
10年前に戻ったハニョンは、“前世”で見聞きした10年後までの未来の情報を武器に、復讐(ふくしゅう)と世直しを開始。9話ではハニョンがカン・シンジン首席部長判事(パク・ヒスン)の背後に強力な後ろ盾がいることを知り、標的をシンジンに絞っていく展開が、そして10話では、周囲の仲間たちと結束を強めて“シンジン包囲網”を形成していく展開が描かれた。
■「退治すべき巨悪はカン・シンジン」
わざとシンジンに近づいて思惑を探っていたハニョンは、シンジンが汚職や癒着、さらには殺人にまで手を染めながら司法府を背後で操っていることを知るに至り「退治すべき司法府の巨悪は、中央地裁の首席部長判事、カン・シンジン」と結論を出し、動き出した。
そこからのハニョンの動きは速い。シンジンの黒い資金を管理する部下イ・ソンデ部長(チョ・サンギ)から30億ウォンをだまし取り、シンジンにカウンターパンチを食らわせた。続いて、最高裁長官人事を意のままにしようとするシンジンの企みを阻止すべく、本格的に行動を開始した。

■ハニョンが人の心をつかむ理由
その過程でハニョンが作り上げたのが、ドラマ公式SNSなどで“判ベンジャーズ”という愛称で呼ばれるチーム。判事と「アベンジャーズ」をもじっている。メンバーは、ハニョンの親友でチームの斬り込み隊長ソク・ジョンホ(テ・ウォンソク)を筆頭に、前世のハニョンも知らなかったシンジンに関する超特ダネを取ってきた記者ソン・ナヨン(ペク・ジニ)。さらに9、10話で、そこにジナ&チョルの検事コンビも仲間入り。“判ベンジャーズ”が誕生した。
一見バラバラな顔ぶれが一つにまとまったのは、ハニョンの“人たらし”な魅力あってこそ。ハニョンは、決して自分から頼み込んで誘うようなことはしない。誤解されても一切説明せず、時にはわざと相手を怒らせて挑発することすらある。
それでも、自信あふれるハニョンに惹き込まれ、正義を信じる人々が合流していく。童顔イケメン・チソンが作り出した愛嬌(あいきょう)たっぷりのキャラクターも、そんなハニョンの求心力に説得力をもたらしている。
■「チソンさんカッコかわい過ぎるのよ」
10話では、シンジンの黒い資金奪取作戦を成功させたハニョンとジョンホ、ジナとチョル、ナヨンが祝杯をあげるシーンも登場した。
ジナもチョルもハニョンとの初対面は最悪だった。そんな彼らがいつのまにかハニョンを信頼し「チームに乾杯!」と親睦を深める姿に、視聴者からも「ワクワクする展開!」「ハニョンと仲間たちが集まってお酒飲んでるシーンめっちゃ良かった。もっと見たい!」といった声が続々。
さらに「失敗しないハニョン、付いていきたくなるの分かる」「仲間たちの心をつかんでぐいぐい引っ張っていくハニョンかっこ良過ぎる」「チソンさんカッコかわい過ぎるのよ。これは好きになる!」と、チソン演じるハニョンの人たらしなキャラクターにも反響が寄せられている。
チーム力をバックに、ハッタリも使って際どく立ち回っていくハニョン。ヘナルのユ・ソンチョル代表(アン・ネサン)、ペク・イソク裁判所長(キム・テウ)といった大物までも動かす一方で、シンジンの信頼もしっかり取り付け、内側から攻略していく。10話のラストでは、シンジンに連れられたハニョンが巨悪の本丸に足を踏み入れ衝撃のシーンを目撃する場面も…。一方で、ヘナルの末娘でハニョンの前世の妻ユ・セヒ(オ・セヨン)との関係は、いまだ揺れている。
「二度目の裁判」(全14話)は、ディズニープラスのスターで毎週金・土曜に1話ずつ配信中。2月6日(金)配信開始の第11話からは、ハニョンがいよいよ腐った司法府の裏側にメスを入れていく。
◆文=ザテレビジョンドラマ部

