新婚のななみさんとまことさん。まことさんのお母さんは、ななみさんに初めて会ったときから手土産にケチをつけるなど、意地悪な対応。
結婚して間もないある日、義母が2人の新居にアポ無しで突然の来訪。荷解きが終わっていないまことさんの荷物を見て、ななみさんを責め、まくしたてます。一通り言いたいことを言い終えると荷解きを始め、ななみさんの服まで勝手に取り出しました。友人からもらった服だと説明しているのに「今日のお礼はこれでいいわ」と言い……。
「友人からもらった大切な服だから」と言っても無理矢理服を貰おうとする義母に、ワンピースを貸すことで決着をつけました。その後、一カ月以上経ってもワンピースは返ってきません。義母に聞いても「次に会ったときに持ってくる」と繰り返されるだけ。
ななみさんは、まことさんが「もし返さなかったら母さんに言ってあげるよ」と言っていたことを思い出し、まことさんに相談することに……。
まことさんがワンピースを返すように義母に電話で伝えてくれた翌日、待ち合わせ場所に現れた義母が着ていたのは、ななみさんのワンピース!
今日返してくれるんじゃなかったの!?








ワンピースを返してくれると約束していた日に、ななみさんのワンピースを着て現れた義母。
“今日、返してくれるんじゃなかったの!?” ななみさんは戸惑いますが、
義母は「やっぱり私に似合うわよね」なんて悪びれる様子もありません。
まことさんが「今日、返すんじゃなかたっけ?」と聞いても、
「どうしても今日着たかったんだものぉ〜。今度返すから」と言い、
まことさんも「じゃあ仕方がないね」と話を終わらせてしまいました。
◇ ◇ ◇
約束の日に返すどころか、そのワンピースを着て現れた義母。その無神経さも衝撃ですが、さらにモヤモヤを深めたのは、夫がその場を流してしまったことかもしれません。義母に対しては本音を伝えにくい立場だからこそ、頼りたいのは一番近い存在である夫の理解と配慮。大切にしているものや気持ちが軽く扱われたと感じたとき、パートナーがどちらの側に立つのかが、関係の安心感を大きく左右するのだと考えさせられるエピソードですね。
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著者:マンガ家・イラストレーター たに

