「レモンカード」を作ってみよう!
<材料/できあがり約160グラム>
・レモン(国産) 小2個(約150グラム)
・卵 1個
・砂糖(グラニュー糖、上白糖、きび砂糖など)50グラム
・バター(食塩不使用)50グラム
<作り方>
1. 皮をすり下ろす

レモンの皮をぬるま湯でよく洗ってから、おろし金で皮の黄色い部分だけをすり下ろします。白い部分は苦みがあるので、すり下ろさないようにしましょう。レモンによって個体差がありますが、小2個分で6グラムの皮をすり下ろせました。
2. 果汁を搾る
皮をむいたレモンを半分に切り、果汁を搾ります。こちらもレモンの果肉の大きさによりますが、小2個分で37ミリリットルの果汁が搾れました。
3. バターを準備
バターは1センチ角に切り(溶かしやすくするため)、室温に置いておきます。
4. 卵をこす
卵を割って溶きほぐし、ざるなどで裏ごしをしながら小さめの鍋に入れます。使う鍋はレモンの酸で傷まないようホーロー、ステンレス、樹脂加工(テフロン加工など)、土鍋がおすすめ(アルミ・鉄・銅の鍋はおすすめしません)。
5. 混ぜ合わせる
卵を入れた(4)の小鍋に、砂糖を加えてヘラでよく混ぜ、さらに(2)のレモン果汁を加えよく混ぜます。
6. 湯せんにかける

小鍋よりひと回り大きいフライパンで水適量(300ミリリットルくらい)を60~80度(ふつふつする手前くらい)に温め、弱火で温度を保ち、(5)の小鍋に(3)のバターを加え、湯せんにかけて混ぜながらとろみを付けていきます。

湯せんの温度が高すぎるとダマになったり、分離したりしやすいので湯せんの湯を沸騰させないよう注意しましょう。
7. 皮を加える
カスタードクリームのようになめらかなとろみが付いたら(10分程度が目安)、(1)のすり下ろしたレモンの皮を加えて混ぜ、火を止めます。
8. 完成

完成したレモンカードを煮沸消毒した清潔な瓶に移し、密封すればOK。出来上がり直後はとろみが緩く感じるくらいが、冷蔵保存するとちょうど良い固さになります。

「レモンカード」の活用フィールドは幅広い
完成したレモンカードは、冷蔵保存すれば1カ月程度楽しめます。トーストに塗ったり、パンケーキに添えたり、タルト生地やパイ生地のフィリングに使ったり。爽やかな香りと甘酸っぱい味わいが癖になります。こんがり焼いた鶏肉ソテーの仕上げに乗せて、パーティー向きのドレスアップをしてもいいですね。なお、レモンの代わりにユズで作ると和風テイストのユズカードが作れます。
他にも、皮付きのまま厚さ5ミリ程度の輪切りにしたレモンを清潔な保存容器に入れ、ハチミツを上から注ぎ、一晩寝かせれば、レモンのハチミツ漬けに。お湯を注ぐと即席レモネードを楽しめます。

レモンは皮ごといただくことで、豊富に含まれるビタミンCをはじめ、ポリフェノールのルチン、芳香成分のリモネンを余すことなく活用できます。レモンのビタミンパワーで、寒い冬を元気にお過ごしください。
※参考文献:谷口亜樹子編著『食品加工学と実習・実験 第2版』光生館,2020
(野村ゆき)

