
中村倫也が演じるかつて問題を起こして業界を追放された日本人プロデューサーと、韓国の弱小芸能事務所に所属する落ちこぼれ練習生7人が、世代や国籍を越えて共に夢を目指す絆を描く“スポ根”サクセスストーリー「DREAM STAGE」(毎週金曜夜10:00-10:54、TBS系)。2月6日(金)に第4話が放送予定で、今ならTVerで第1〜3話が無料配信中。まだ放送に追いつけるこのタイミングで、「DREAM STAGE」を振り返ってみよう。
■第1話あらすじ
数多のグループがひしめき、しのぎを削るK-POPの世界。中でもひと際注目を集めるのが、新人ボーイズグループ・TORINNER。韓国で鮮烈なデビューを果たした彼らは早くも海外ツアーを成功させ、「ライジングスター」との呼び声が高い存在となっていた。
韓国・仁川空港には、帰国した彼らを待ち受ける多くのファンが詰めかける。圧倒的センター・リョウ(岩瀬洋志)に次いで現れたのは、所属事務所“Bouquet Music”の代表であるチェ・ギヨン(イ・イギョン)。数々のスターを擁し、K-POP界の頂点に君臨する男だ。
一方、かつてある問題を起こしK-POP業界を追放された“元”音楽プロデューサー・吾妻潤(中村)も韓国に到着。彼は元恋人で、弱小芸能事務所“ナム・エンタテインメント”を経営するナム・ハユン(ハ・ヨンス)に呼び出されやって来たのだった。
ナムはド貧乏の経営状態から抜け出すため、50億ウォン(約5億円)もの借金をして新たなボーイズグループを結成する計画を進めていた。ワールドツアーで大儲けし、人生一発逆転を目論んでいた彼女だが、オーディションで選抜したメンバーを相棒だったプロデューサーのパク・ジス(キム・ジェギョン)にごっそり持ち逃げされてしまう。そのメンバーこそが、TORINNERの5人だった。
借金を抱えたナムは、選抜から漏れた“残り物メンバー”をデビューさせて起死回生を図る。吾妻を呼び寄せたのは、日本人のカイセイ、ユウヤ、韓国人のユンギ、アト、キムゴン、ドヒョク、タイ人のターンという7人組・NAZEのプロデュースをさせるため。だが、彼らのダンスレッスンする姿を見るや、吾妻は「レベルが低いにも程がある」とバッサリ。
「K-POPで生き残れるのは10万人に一人。叶わない夢を追うのは人生の無駄だ」と突き放す吾妻に、メンバーたちは猛反発。いきなり険悪な雰囲気になる中、吾妻はふと声を落とし「若さを無駄にするな」と呟く。彼の顔には、何か辛い記憶を突きつけられているように苦しさがにじんでいた。
一方、吾妻の厳しい評価にメンバーたちが憤る中、キムゴンは一人必死のトレーニングを開始。「俺は一日でも早くデビューしたい。俺バカだから、夢みたいにバカでかい夢を見たいです!」というキムゴンの切実な叫びに触発され、自らの意思で動き出すメンバーたち。すると、夢を語ることを頑なに拒んでいた吾妻の目が揺らぎ始める。
第1話では、夢に向かってスタートラインを切った吾妻とNAZEの一方で、吾妻が新たなグループのプロデュースをすることを知った“Bouquet Music”の社長、チェ・ギヨンが、「見逃すわけにはいかない。彼は人殺しだから…」と怒りをにじませた不穏な空気に、SNSで「何があったの?」などの声が上がっていた。
■第2話あらすじ
国立での初パフォーマンスを経て、一致団結した落ちこぼれボーイズグループ・NAZE。しかしライバル・TORINNERが所属する超大手事務所の圧力により、NAZEへの取材はゼロ。マネージャーの水星(池田エライザ)は途方に暮れる。ナム社長は新たなチャンスを求めて活動拠点を日本に移すことを決意。メンバーは吾妻の家で共同生活をすることに。しかし、吾妻の几帳面すぎる生活ルールと、相変わらず基礎ばかりのレッスンに、うんざりするメンバーたち。
見かねて「私にできることないでしょうか?NAZEの役に立ちたいんです!」と決意をぶつける水星に、吾妻は知名度ゼロのド新人・NAZEが出られる“ライブイベント”を探せと指示を出す。自信がなくコンプレックスの塊だった自分を変えるため、必死で飛び込み営業に挑む水星だったが、連戦連敗という結果に。ポケットに退職届を隠しつつ、何とか前を向く水星。
そんな水星の背中に「がんばんなさい」と小さく声をかけた吾妻は、何やら策略を巡らせる。そして、水星とNAZEを救うために奇想天外なアイデアを出すのだった。
第2話では、NAZEのPD・吾妻に「足手まとい」と言われたマネージャー・水星の奮闘ぶりが描かれ、SNSで「ずっと余韻が残る回」などの投稿が目立った。
■第3話あらすじ
「TGC」での活躍に沸いていたNAZEだったが、TORINNERが所属する巨大事務所の陰謀により、取材や番組出演が突然キャンセルされてしまう。
そんな中、吾妻やNAZEたちの前にリョウがやって来る。NAZEの危機を知るリョウは、NAZEを助けたいと自分たちのライブへのゲスト出演を提案。だが、それはTORINNERのプロデューサーであるパク・ジスが仕掛けた罠だった。
パクの計画は、超大手事務所の金と権力を活かし、TORINNERファンで埋め尽くすというもの。「NAZEはしょせん残り物。必死で歌っても踊っても客席は沈黙。ジ・エンドだ」と、メディアやSNSを駆使してNAZEを徹底的に叩き潰そうとしていた。そんなパクの元に現れた週刊誌記者・風祭(河内大和)は、「のこのこステージに上がったら一巻の終わりか」と薄ら笑いを浮かべる。
吾妻とNAZEは、残酷な“公開処刑”の場を乗り切り、“自分たちのステージ”へと変えるために作戦を立ててライブに挑む。
第3話では、NAZEのステージで後ろのLEDに7人それぞれの子どもの頃の写真が順番に流れ、会場から「えっ、何かかわいい」と好意的な反応が上がるシーンに、SNSでも「全事務所!すぐコレをマネして!」など、この演出を絶賛するコメントが相次いだ。

