気になる勝負の結果は……?
15分経過後、従来タイプのしかけ網を引き挙げて獲れたものを透明な容器に移し替えると、たくさんのグッピーとカダヤシがかかっていました。赤いグッピーらしき個体も2匹見えます。
一方、“ロケット”の開口部を押さえながら引き挙げると、小さい容器にたくさんのグッピーやカダヤシがいるようです。しかし、開口部以外にも穴が空いていて、極小サイズの魚はそこから逃げてしまっています。
獲れた数はしかけ網におよびませんが、そもそも魚が入るスペースはこちらの方が小さいので、それを考えるとなかなかの捕獲量といっていいでしょう。
獲った外来種は氷締めにして飼育魚の餌に
今回獲った小魚のうち外来種に関しては、飼育しているマーレーコッドという魚の餌にするので氷締めして持ち帰ります。薬剤を投与して菌のない状態にしてから餌として与えると、マーレーコッドはおいしそうにパクついてくれました。
最後に、小魚がよく獲れるのは比較対象としたしかけ網のほうであるとした上で、子どもたちの自由研究や魚の観察には“ロケット”も良いと結論づけて動画は終わりました。たしかにあれだけ獲れるのならそういう目的には十分ですね。
なお、法律や都道府県の漁業調整規則等により、水産動植物を採取する場合にさまざまな制限が設けられているケースもあるので、そうした詳細を確認の上でこれらの捕獲アイテムを使用してください。

