植物園を歩いていたら、カニの爪に似たものを発見。驚きの正体を解説した動画がYouTubeに投稿され話題を呼んでいます。記事執筆時点で動画は10万回以上再生され、1400件を超える“高評価”を獲得しています。
投稿したのは、元北海道のネイチャーガイドが、現在は主に東海地方の自然(虫・植物・キノコ・苔など)を紹介しているYouTubeチャンネル「シネマティック自然観察」。今回はある植物園で出会えるというカニの爪に似た不思議な物体を紹介しました。
早速、植物園の中を進んで行くと……本当にカニの爪を発見! 先がとんがって根本がぷっくりしており、確かにカニの爪に見えますね。そして、その正体は……ケサランパサランの正体の1つであると言われている植物「ガガイモ」でした。
ガガイモの種子は風散布型で、大きな綿毛を使って空中を長く漂うことができます。その種子が、カニの爪に似た固い鞘の中にたくさん入っているそうです。弾けたガガイモの鞘を見てみると、真っ白でふわふわな種子が飛び出していました。
ちなみに、1970年ごろに流行したというケサランパサランは、白い毛玉のような形をして空中をフワフワと漂っている、江戸時代から伝わる謎の生き物(?)のことです。見つけると幸運になるなどの噂があり、その正体については諸説ありますが、空中を漂うガガイモの様子はまさにケサランパサランのようですね。
また、ガガイモについても解説。つる性の多年草で、日本では北海道から九州まで分布しています。春の若い芽は食べられますが、地下茎には毒があるそうです。そして昔は、中身のふわふわの部分を綿代わりにしたり、朱肉にしたりして活用していました。
不思議な植物にどこか心奪われるこちらの動画。コメント欄には「とても懐かしいです」「わぁーほしいなー」「正体が何であれ神秘的で可愛らしいですね」「ガガイモという植物があるんですね、勉強になりました!」「キラキラ光ってとても美しいですね、教えて下さってありがとうございました」といった、反響の声が寄せられていました。
YouTubeチャンネル「シネマティック自然観察」ではこの他にも、「米国で幽霊草と呼ばれる花」や「11月に現れるオレンジと黒のモフモフ虫」など、東海地方の自然を中心とした好奇心くすぐる動画を公開中です。
画像提供:YouTubeチャンネル「シネマティック自然観察」

