【大阪府大阪市】大阪公立大の大学生協にウォークスルー方式の無人決済店舗が登場!混雑緩和に寄与


DX支援を行うインタセクト・コミュニケーションズ(以下、インタセクト)は、Cloudpick Japan(以下、Cloudpick)、および Hanshow JAPAN(以下、Hanshow)と共同で、全国の大学生協として初めて(※)ウォークスルー方式の無人決済店舗を、大阪市城東区にある大阪公立大学森之宮キャンパスに9月24日(水)より導入した。

ウォークスルー型の無人決済店舗、導入の背景を紹介

ウォークスルー型の無人決済店舗「OMU Base」が設置されたのは、大阪公立大学森之宮キャンパス1階の学生ラウンジ内だ。

大阪公立大学は「スマートキャンパス」構想を掲げ、最先端のデジタル技術を日常生活に取り入れることで、新しい学生体験を創出することを目指しているという。その中で同大学の生活協同組合は、大学生協として全国初となる⽣協電⼦マネーによるモバイル決済システムの展開だけでなく、ウォークスルー型の無人決済店舗「OMU Base」を導入する決定をした。

森之宮キャンパスは約5,000人規模の学内人口を有し、関西圏でも有数の大規模キャンパスとして、昼食時間帯には2,000人を超える学生が生協を利用することが想定されているそう。従来の食堂やショップではピーク時の混雑が大きな課題となっており、その解決策のひとつとして無人店舗が位置づけられたという。


利用する際は、事前にLINE公式アカウントから入店登録・決済手段を紐付けし、入店ゲートでQRコードをかざして入店。商品を手に取りそのまま退店すると、自動で決済が完了する。各商品には電子値札が掲示されている。

提供商品は、パン、飲料、アイスクリーム、冷凍弁当、菓子類、カップスープなど日常利用に適した商品群だ。

混雑緩和に寄与し、人手不足にも対応


ウォークスルー方式の無人決済店舗の導入により期待される効果を紹介しよう。

1つ目は、混雑緩和への寄与。森之宮キャンパスでは昼休みのピーク時、1階食堂前に長い行列が発生することが想定されている。「OMU Base」の導入により、昼休みには約200名の利用を見込んでおり、食堂・ショップの混雑解消に貢献する。

2つ目は、利便性の向上。他店舗の開店前や閉店後でも食料・飲料を購入できるため、授業の前後や夕方以降の学生生活を支援する。さらに、LINEでの事前登録と自動決済により、利用プロセスを大幅に簡略化する。

3つ目は、スマートキャンパス推進。キャッシュレス化やデジタル体験を大学生活の一部として日常的に体験できることで、大学が掲げるスマートキャンパス構想を具現化する。

4つ目は、人手不足対応。店舗運営に係る人員を大幅に削減可能であり、生協運営の効率化につなげる。

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