「白血病のあざ」は何色になる?普通のあざと違う”見逃せない特徴”を医師が解説!

「白血病のあざ」は何色になる?普通のあざと違う”見逃せない特徴”を医師が解説!

白血病のあざと普通のあざの違いは?

まず、あざの色については大きな違いはありません。
普通のあざは局所的なのに対し、白血病のあざは血が止まりにくいため広範囲に広がる可能性があります。
また白血病のあざは体中どこにでもできやすく、ぶつけた記憶がないあざがいつの間にかできているのも特徴です。

白血病の症状

ここまでは白血病になると出るあざについて解説してきました。
前述で白血病は骨髄のなかでの白血病細胞の異常な増殖により正常な血液細胞の産生が阻害されるため、正常な白血球・赤血球・血小板がつくられなくなると説明しました。
白血球はウイルスなどの病原体から体を守る免疫機能を担う役割、赤血球は全身に酸素を運ぶ役割、血小板は出血を止める役割を担っています。ここではそれぞれの役割が低下することにより現れる症状について解説します。

感染を起こしやすくなる

ウイルスや細菌などの病原体と戦い排除する働きをしてくれるのが白血球です。
白血病になると、正常な白血球が減り病原体から体を守る免疫機能が低下することにより感染を起こしやすくなります。

発熱

発熱は、白血球が体内にある異物・病原体を排除するときに起こります。
白血病の場合は、正常な白血球の減少により免疫機能が低下するため、容易にウイルスや細菌などに感染し発熱します。
もし感染がないのに発熱がある場合は、腫瘍細胞の増殖に伴う腫瘍熱が出ている可能性があるので、原因不明の熱が続くようであれば精査が必要でしょう。

肺炎

肺炎は肺に細菌やウイルスが入り込むことで起こる肺の炎症です。
白血病になると、正常な白血球の減少の影響から免疫機能が低下することにより、肺炎にかかりやすくなります。

貧血

貧血は通常赤血球中のヘモグロビン濃度が低くなった状態を指します。
白血病になると、正常な赤血球がつくられなくなり赤血球の数が減るため貧血を起こします。貧血の症状は立ちくらみ・めまい・頭痛・息切れ・ふらつきなどです。
目視で貧血があるかどうかを確認する方法として、あっかんべーの要領で下まぶたを下げたときに見える、下まぶたの裏の粘膜部分の色で確認します。正常な下まぶたの裏の粘膜部分は赤いですが、貧血がある場合は白くなっています。

鼻血

白血病になると、血小板の減少により出血しやすくなります。
鼻の粘膜は薄いため、鼻をかむだけでも容易に出血しやすいです。鼻をかむときはやさしく行いましょう。

あざ

白血病になると、出血しやすいため少しの圧迫や軽い刺激などであざができやすくなります。
そのため知らない間にあざができていることもあり、血が止まりにくい状態にある白血病は、あざをつくらないように生活には十分な注意が必要です。

血が止まりにくくなる

血小板には血を止める働きがあります。
白血病になり血小板が減少すると、血を止める働きが弱くなり血が止まりにくくなります。
出血してしまうと、少ない赤血球がさらに失われてしまうことになるため、日常生活のなかで出血しないように心がけることが大切です。

配信元: Medical DOC

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