札幌市の自家焙煎コーヒー店がフェアトレードの普及と子どもの学び支援の継続を目指しクラファン実施

「くどう珈琲」の代表・工藤光夫さん

札幌市清田区で23年にわたり自家焙煎コーヒー店を営む「くどう珈琲」が、国内最大級のクラウドファンディングサービス「CAMPFIRE」において、社会性の高い取り組みを支援する「ソーシャルグッド」区分で、フェアトレードの普及と子どもたちの学びの支援を目的としたクラウドファンディングプロジェクトを実施している。

実務一筋23年のコーヒー店の挑戦

「くどう珈琲」は、札幌市清田区で23年続く地域密着のコーヒー店だ。2003年の開業以来、資格や肩書きに頼るのではなく、この道のベテラン焙煎士たちから助言を受けながら、現場で焙煎を続けることで技術を磨いてきた「実務一筋23年」の焙煎店だ。豆の個性を引き出す焙煎技術と、「一人ひとりに合った一杯」を届ける姿勢で、地域に根ざした店づくりを続けている。

店内で焙煎されるコーヒー豆

「くどう珈琲」の原点は、「美味しいコーヒーを届けたい」というシンプルな想い。そして、コーヒーを飲む時間が、誰かの心を少し軽くし、穏やかな気持ちになれる、そうした「やさしい時間」を届けたいという想いが、店づくりの根底にある。そこには、「その先に、家族や誰かの笑顔が生まれる世界をつくりたい」という願いも込められているとのことだ。

「くどう珈琲」とフェアトレードの出会い

「くどう珈琲」とフェアトレードの出会いは、コーヒー豆の取引に携わる関係者(グアテマラの生産者・関係者)との交流がきっかけであった。コーヒーの生産現場が厳しい環境に置かれていることは以前から知ってはいたが、実際に話を聞く中で、「本当の意味での支援とは何か」を考えるようになったとのこと。単に取引をするだけではなく、その背景にある社会や教育の問題にも目を向ける必要があると感じたとのことだ。

特に工藤さんが強く問題意識を持ったのが、「教育」の分野だ。日本では当たり前のように教育を受けられる環境があるが、世界にはそうではない地域も多く存在する。また、日本国内においても、さまざまな事情で十分な学びの機会を得られない子どもたちがいる。そうした現状に触れる中で、「未来をつくるのは子どもたちであり、その学びを支えることは社会全体の責任ではないか」と考えるようになったとのことだ。

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