【実話】浮気を疑われ刃物を突きつけられる極限状態→週に何度も警察を呼ぶ果てに決意した「命がけの夜逃げ」【作者に聞く】

【実話】浮気を疑われ刃物を突きつけられる極限状態→週に何度も警察を呼ぶ果てに決意した「命がけの夜逃げ」【作者に聞く】

「夜逃げさせて欲しい」と言う男性
「夜逃げさせて欲しい」と言う男性 / 画像提供:宮野シンイチさん

子どものころから漫画を愛し、ユーモア溢れる作品を手掛ける宮野シンイチ(@Chameleon_0219)さん。X(旧Twitter)で公開中の『夜逃げ屋日記』は、DV被害者らを救済する実話を基にした人気作だ。今回は同作の61〜62話を紹介するとともに、作者に束縛彼女の行き過ぎた行動について話を伺った。



■公共ポスター破砕と異常な嫉妬
『夜逃げ屋日記』61-1
『夜逃げ屋日記』61-1 / 画像提供:宮野シンイチさん
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61-2 / 画像提供:宮野シンイチさん
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61-3 / 画像提供:宮野シンイチさん


数年前、宮野シンイチさんは友人から絵画教室の講師・豚ランド君を紹介される。その3カ月後、彼から新しい彼女のリサちゃんを紹介された。当初、美しい彼女を持つ友人を羨ましく思っていたが、3人で買い物に出かけたとき、リサちゃんは突如として異常な行動に出る。壁に貼られたアイドル・最上川ガモさんのポスターを見つけるなり、嫉妬に狂ってビリビリに破り捨てたのである。彼女の支配欲は凄まじく、3カ月前に突然家へ転がり込んで同棲を強行。さらにはSNSの女性フォロワーをすべてブロックするなど、豚ランド君の生活を完全に監視下に置いていた。

■刃物沙汰の日常と夜逃げの依頼

「浮気なんてしていない」と反論する豚ランド君に対し、リサちゃんは表情を一変させ「あんた男失格よ!」と罵倒。刃物を持ち出す騒ぎに発展し、週に何度も警察を呼ぶ事態が続いていた。極限状態に陥った豚ランド君は、ついに「オイラを夜逃げさせてほしい」と宮野シンイチさんに助けを求める。

当時の心境について、宮野シンイチさんは「最初は異常性に全く気づかず羨んでいたが、本人から話を聞いたときは絶句した。自分の察しの悪さを呪った」と振り返る。美貌の裏側に潜む暴力と狂気。逃げ場を失った人間の悲痛な叫びが、そこにはあった。『夜逃げ屋日記』は待望の第4巻が発売され、夜逃げの実態に迫る対談も実現している。実録だからこそ伝わる、出口なき束縛の恐ろしさをぜひその目で確かめてほしい。


取材協力:宮野シンイチ(@Chameleon_0219)

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