「犬と猫は天敵」は本当? 研究が示す意外な事実
実は、この2匹の関係は決して珍しいものではありません。
2020年、学術誌『PLOS ONE』に掲載された研究では、犬と猫の両方を飼っている1270人の飼い主を対象に調査が行われました。その結果、同居する犬と猫の64%以上が一緒に遊び、約7割が一緒に寝ることがあると報告されています。
確かに、犬は社交的で、猫は独立心が強い傾向があります。しかし、同じ環境で暮らすことで、お互いの行動や距離感を学び、衝突なく共存できるケースが多いことが分かりました。
研究者たちは、「犬と猫はボディランゲージこそ違うものの、相手の意図を理解し、適切に反応している」と結論づけています。ときに犬猿ならぬ“犬猫”の仲として考えられがちな犬と猫ですが、現実では“異種の家族”として絆を育むことができるのです。
ソファの上で生まれた、少し気まずくて、でもとてもやさしい瞬間。わさびとディーゼルの姿は、「違いがあるからこそ、思いやれる」ということを、私たち人間に教えてくれます。犬と猫が並んで眠るその光景は、今日も世界のどこかで、誰かの心をそっと癒やしているのかもしれません。
参照
PLOS.One 「Cats and dogs: Best friends or deadly enemies? What the owners of cats and dogs living in the same household think about their relationship with people and other pets」

