果肉よりも「皮」に注目
レモンの果皮には毛細血管を強くするポリフェノールの「ルチン」が含まれ、動脈硬化の予防効果が期待されています。
また、爽やかな香りも皮に含まれる芳香成分「リモネン」によるもので、交感神経を刺激して新陳代謝を活発にし、眠気を覚まして頭をすっきりさせる効果があるとされます。
受験生のお子さんがいらっしゃる方、仕事中などにリフレッシュしたい方は、皮ごと輪切りにしたレモンを添えた紅茶や、レモンのハチミツ漬けなどを取り入れ、気分転換を図るのもおすすめです。

揚げ物に添えられたレモンは捨てないで!
飲食店で鶏のから揚げやカキフライを注文すると、よくレモンが添えられていますよね。
実は揚げ物料理にレモンをかけて食べると、レモンの香り効果でさっぱり食べられるという「味変(あじへん)」効果のほか、肉や魚介に含まれるミネラル吸収を助けるメリットがあります。レモンに含まれるクエン酸には「キレート作用」があり、コラーゲンの材料となるアミノ酸やビタミン、鉄やカルシウムなどのミネラルが吸収されやすくなるのです。
添えられたレモンの切り方にもよりますが、くし形に切ったレモンが添えられている場合は「皮を下にして」搾ると、皮に含まれるポリフェノールやリモネンの成分が加わりやすくなるでしょう。
(野村ゆき)

