家族で再確認した「SNSルール」
リビングのテーブルで、直美、夫、そして結衣の3人が向かい合いました。
「LINEを再開するのはいいけれど、前のことを忘れないでね」
と夫が切り出しました。直美は、具体的に5つのルールを伝えました。
1つ目は、「悪口には乗らないこと」。嫌なことがあっても、SNSで誰かを攻撃したり、集団で傷つけたりすることは絶対にしません。
2つ目は、「不適切な写真や動画を送らないこと」。嫌がるようなものを送るのは他人の心を深く傷つける行為だと、もう一度説明しました。
3つ目は、「投稿頻度は、相手の迷惑をしっかり考えて決めること。スタンプを山ほど送ったり、無理に相手の時間を奪わないこと。
4つ目は、「困ったことがあったら、必ずすぐに私たちに相談すること」。スマホを見る権限は、結衣を守るためだと再確認しました。
そして5つ目は、「デジタルな空間でも、相手が目の前にいると思って接すること」という、最も大切な「思いやり」の原則でした。
結衣は、真剣な顔で頷きました。スマホの便利さと、その裏に潜む危険性を、この数ヶ月で身をもって学んだのです。
「わかった。ちゃんと守るよ」
直美は、結衣が再び友達の輪に戻っていくことを、心から応援しようと思いました。子どもの成長と共に、SNSとの付き合い方も変化していきます。
結果、あれから結衣は気の合う仲間と楽しくSNS交流をしています。ショッピングモールでのおでかけもすごく楽しめたそうで、現地でお友達と撮影した写真を直美に送りました。それは親として本当にうれしく、安心につながることです。
これからも親として、見守ること、教えること、そして時には介入することを恐れずに、結衣のデジタルライフを支えていきたいと強く思う直美なのでした。
LINEを再開する前に、改めて家族でルールを確認しました。どれも大切なルールですね。
子どもの成長とともに、親の目が届きにくくなるものです。特に、SNSは子どもの世界が広がる一方、危険も潜んでいます。何か困ったことがあったとき、すぐに相談できる家族関係を築いておくことが、まずは大切ですね。
親が子ども同士のトラブルにどこまで介入するべきか、考えさせられます。また、現代生活に欠かせないスマホとの付き合い方について、とても参考となる作品です。
※このお話は、ママリに寄せられた体験談をもとに編集部が再構成しています。個人が特定されないよう、内容や表現を変更・編集しています
記事作成: ももこ
(配信元: ママリ)

