3.取り残されたことに不満
猫は自分の思いのままに動きたい性質をもちます。「ドアの向こうに飼い主さんがいるだけ」という状況は、一見、猫には無害に思えますが、実は、飼い主さんのことが好きな猫ほど、ストレスにつながるのです。
猫にとって「大事な場所=飼い主さん」であったとしたら、自分が物理的に自由に動き回れる状態だとしても「自由を奪われた」と認識します。
たとえば閉じこもっているのが飼い主さんの方だとしても、猫の目線では「閉め出された」と感じてしまうのです。自由を遮断されたと感じ、ドアの下から「抗議の手」を伸ばしたり、床をガリガリ引っ掻くなどして、アピールすることがあるでしょう。
このとき、飼い主さんはついすぐドアを開けたり、相手をしてあげたりしたくなりますが、グッと我慢するのが正解です。毎回ドアを開けてしまうと、それがクセになり、猫はドアが開くまで抗議することを覚えてしまうからです。
できれば少し時間が経過して、猫が静かになってからドアを開けるなど、徐々に慣れさせるようにしましょう。
まとめ
愛猫がドアの下から手を伸ばす理由は、飼い主の姿を確認、遊びたい衝動、探究心や不満などが考えられます。
仕草としてはとてもカワイイのですが、毎回反応してしまうと「手を出せば要望が通る」と学習してしまい、夜中や忙しい時間に関係なく、続いてしまうかもしれません。
寝室やお風呂などでドアを閉めるときには、ご飯やスキンシップで満足させるのがポイント。「ドアを閉めても飼い主に見捨てられたわけじゃない」という安心感を与えると、猫も心地よく過ごせるでしょう。

