
重度訪問介護事業や障害者グループホーム事業を中心とした重度障害・難病者向け介護サービスを全国に届けるユースタイルラボラトリーが、重度身体・知的・精神障害者の居場所不足解消へ向け、2月1日(日)、同社として宮城県で初となる日中サービス支援型グループホーム「ユースタイルホーム仙台ひより台」を開設した。
日中サービス支援型グループホームは全体の1割以下
「介護サービス包括型」「外部サービス利用型」「日中サービス支援型」に分類される、障害者向けグループホーム。中でも「日中サービス支援型」は、日中の時間帯もホーム内で過ごすことができる24時間365日支援付きの施設だ。支援区分4以上の利用者が多いことが特徴で、重度の障害者の居場所不足や障害者の高齢化に伴い、2018年に制度化された。
高いニーズに対し、「日中サービス支援型」グループホームは、まだ全体の1割以下にとどまっているという。
「ユースタイルホーム仙台ひより台」について
2月に開設された「ユースタイルホーム仙台ひより台」は、政令指定都市において圧倒的に不足する「重度・精神障害者」の居場所となる、日中サービス支援型グループホーム。すでに60組以上の人が内覧に訪れており、すぐにでも入居したいという要望も多いそう。現在随時入居が進められており、入居希望も受付中とのことだ。
「ユースタイルホーム仙台ひより台」では、地域で不足しているショートステイ(短期入所)専用居室を2部屋完備。家族のレスパイト(休息)目的はもちろん、児童相談所からの緊急一時保護の相談に対応するなど、行政機関とも密に連携し、地域のセーフティネットとしての役割を担っている。
2012年の設立以来、重度障害・難病介護を専門としてきたユースタイルラボラトリーは、宮城県内にて、「ユースタイルケア 宮城 重度訪問介護事業所」を運営し、県内全域に重度障害・難病の方への重度訪問介護サービスを届けている。
このノウハウを活かし、同社が運営する研修・スクール事業「ユースタイルカレッジ」にて、介護支援職スタッフは、喀痰吸引などの医療的ケアや、強度行動障害支援者養成研修といった重度障害への対応スキルと資格を取得。自宅での支援を行う「重度訪問介護」と、住まいの場である「グループホーム」の両輪で、宮城県内の重度障害・難病者の地域生活を支えるとしている。
「ユースタイルホーム仙台ひより台」の利用は、身体障害、発達障害、知的障害、精神障害、難病を持っている人が対象。「身体障害者手帳」「精神障害者保健福祉手帳」「療育手帳」のいずれかが必要になり、その障害支援区分1~6に認定されていることが原則だ。
施設の詳細については、HPで確認しよう。
