必要なコミュニケーションは「観察」から

犬は言葉を話せない代わりに、全身を使って気持ちを表現しています。これを「カーミングシグナル」と呼びます。
例えば、あくびをするのは眠い時だけでなく「緊張しているから落ち着きたい」というサインだったり、鼻を舐めるのは「不安を感じている」という合図だったりします。これらのサインを飼い主が正しく読み取り、「嫌なことをやめてあげる」ことも立派なコミュニケーションです。
愛犬がどんな時にどんな動きをするのかを日頃からよく観察し、その子なりの「嬉しい」「困った」を理解してあげることが、深い絆への近道です。
これは逆効果!間違った愛情表現に注意

良かれと思ってやっていることが、実は犬にとって苦痛になっている場合があります。代表的なのが「過度な抱っこ」や「顔へのキス」です。犬にとって体を拘束される抱っこは、信頼関係がないうちは恐怖を感じてしまいます。
また、正面から顔を近づけてじっと見つめる行為も、犬の世界では挑戦や威嚇を意味することがあります。さらに、人間が大好きだからといって、寝ているところを急に触ったり、しつこく追いかけ回したりするのもストレスの原因です。
自分本位な可愛がり方にならないよう、犬の習性を知っておくようにしてください。

