
元・テレビ東京のプロデューサーで、現在はフリーのテレビマン・佐久間宣行氏がメインパーソナリティの「オールナイトニッポン0(ZERO)」(ニッポン放送)が、9月24日にライブ配信アプリ「17LIVE」にて生配信された。生配信では番組収録の様子やリスナーからのリアルタイムでのコメントに加え、本編放送後のイチナナ限定アフタートークも見ることができる。
■「揺るがない“YAZAWA”なのに、柔軟」
この日も黒いTシャツ姿で登場した佐久間宣行氏は、矢沢永吉についてのトークを展開。9月26日に放送された「矢沢永吉のオールナイトニッポンGOLD」にゲスト出演した佐久間氏は、「いやマジで、76歳とは全く思えない。本当にスラッとしててオーラがちゃんとあって、かっこ良すぎて…俺、(対面した瞬間)一瞬笑っちゃったんだよね」とその収録を興奮気味に振り返っていく。
「本当にいろんな話をしたんですけど、やっぱすごいのよ!」と声を弾ませる佐久間氏は、その矢沢の“すごさ”について「こっちの話をしっかり聞いて、柔軟に答えてくれるんだけど、“YAZAWA”なのよ。で、揺るがない“YAZAWA”なのに、柔軟なの」と分析。
「だから多分、やってきたものに裏打ちされてる確固たる自信があるけど、目の前のことは全部聞いてくれるっていう状態だから、めちゃくちゃ盛り上がって」と矢沢のブレなさと聞き上手さに感嘆の声を上げ、「あとこれは知らない人もいるかもしれないけど、矢沢さんの大ピンチの話とか(もした)」と明かす。
続けて、「矢沢さんってオーストラリアで35億円詐欺に遭ってるから」と口にした佐久間氏は、「35億円の借金があって、その時の話を臨場感たっぷりに話してくれたのよ。で、それを返した話。返したんだぜ、あの人!?」と目を丸くしながら豪快に笑う。
■「俺、大爆笑しちゃったもん」
さらに佐久間氏は、「でね、最後の方にどうしても聞きたいことが湧いてきちゃって。『矢沢さん、悔しいと思うこととか自分が情けないと思うこととかってありますか?』って聞いたのよ」と思い返すと、「そしたら矢沢さんが、『たくさんあるよ』って言ってて」と詳細を語り出す。
その佐久間氏の問いに対して、矢沢は急に「曲を作ってきて、これが“YAZAWA”の曲だ、これがロックだって俺はやってて、こだわりがあった。だから、いろんなことを言われてもアドバイスを聞かない時期もあった」と打ち明け、「でも、いろいろやってキャリアを重ねていくと、言い方は良くないけど、売れ線の曲の作り方とかキャッチーにするやり方とか、そういうのがあるというのは分かってきた」と呟いたという。
続けて矢沢は、「結構経ってから、そういう方法論とかセオリーが世の中にあるんだってことは分かってきたんだよ」と話し、それを聞いた佐久間氏は、「それに対して悔しいとかの自分のロックとの対比の話をするのかなと思って身構えてたの」と当時の心境を吐露。だが、矢沢は「それ若い時に知っときたかったわ!若い頃の“YAZAWA”に教えたかった」と言ったのだとか。
そのまさかのコメントに佐久間氏は、「全然予想外の答えをして、爆笑とっててさ」と思い出し笑いし、「これ、かっこ良くない?」と驚きながら目を輝かせる。「要は自分のこだわりはあって、それが揺るがなかったから今の“YAZAWA”があるんだけど、売れ線とかキャッチーとかタイアップとか、そういうポップマーケットとの向き合いのうまさも若い頃に知ってたら、もっとうまくやれてたのにっていうのが悔しい。でも、“YAZAWA”は“YAZAWA”だけどなって話をしてくれて」と矢沢の“かっこ良さ”を噛み砕いて説明する。
「あとこの笑いの取り方は“YAZAWA”にしかできないから、もうドカーンだよ!」と大声で笑う佐久間氏は、「だってフリが効きまくってんじゃん!俺、大爆笑しちゃったもん」と力説。そして最後に佐久間氏は「(矢沢さんは)売れてるものにも良さがあるっていうのが分かったっていう話をしていて。だから、そういうかっこ悪いこともかっこ良く言えるキャリアに、俺もなりたいなって思ったっていう話です」とまとめ、生で感じた矢沢のかっこ良さを終始熱く語っていた。
今回のイチナナ限定アフタートークでは、自身のYouTubeチャンネル「佐久間宣行のNOBROCK TV」やサブチャンネル「BSノブロック〜新橋ヘロヘロ団」などの話題に花を咲かせる佐久間氏だった。

