携帯型シャワートイレ「Pokejet」のスペックは?
「Pokejet」は収納状態で約50×53×159ミリ、重さは約200グラムのコンパクトなシャワートイレです。缶コーヒー(250ミリリットル)を2~3センチほど伸ばした程度の大きさなので、持ち歩きに不便を感じることはなさそうです。しかも缶コーヒーよりも軽い。
実際に使う際には、ノズルを伸ばし、タンクから本体を取り出します。使用時のサイズは全長が約35センチ、直径は最も太い部分で53ミリ程度です。タンクの容量は約170ミリリットル。内蔵されたリチウムイオン電池(DC3.7V 500mAh)で駆動します。
フル充電に必要な時間は約2時間で、充電コネクターは汎用(はんよう)性の高いUSB Type-C。一度フル充電すれば、弱、強、リズムの3段階から選べる洗浄モードの「強」で170ミリリットルの水を使っての洗浄約60回が行えるといいますから、長めの旅行でも電源の心配はありません。
また、IPX4相当の防水仕様で、ストレートノズルの他に標準ノズルとソフトノズルの3種類が付属。持ち歩きに便利な専用収納袋と充電用のUSBケーブルが同梱(どうこん)されます。基本的にこれと水があれば、お尻が洗える環境が手に入ります。
使うにはある程度「練習」しておいたほうがいい
本来であれば、キャンプや海外旅行に持っていって、実際に使い始めたいところですが、いきなり本番はおすすめしません。なぜなら、筆者は自宅で試しに使ってうまくいかなかったからです。
といっても問題は「Pokejet」というよりも筆者にあります。「Pokejet」の動作が理解できていませんでした。まず便座に腰掛けたまま、前から差し込むのか、それとも後ろからなのか? 3種類のノズルのうちどれが筆者向きなのか、洗浄モードはどれを選ぶべきなのか、タンクの水はどのくらいでなくなるのか……。全てが分からないまま海外のトイレで使用するのは、かなり危険です。服までぬれてしまう可能性すらあります。
実際、筆者はノズルを前から差し込むのか後ろから差し込むのかで、しばらく悩みました。まずは標準ノズルを装着したのですが、洗浄モードを弱、強、リズムのどれにするかに悩みながら動作させているうちにタンクの水がなくなったのです。
タンクの水がなくなるたびに洗面所で補給したり、うまく水を当てられずに水をまき散らしたりと、かなり苦戦しました。最初は数回タンクの水を取り替えて、やっとノズルは標準、洗浄モードはタンクの水の減りも考慮してリズムなどと、好みの設定を決めるには数回の練習が必要でした。
ただし、慣れてしまうとかなり快適。トイレの前にタンクにどうやって水を入れておくかといった準備は必要ですが、シャワートイレではないトイレでもお尻をしっかりと洗うことができます。個人的にはもう少しじっくりと洗いたいので、タンクの容量がもう少し大きいとうれしいですが。

