猫が『孤独な気持ち』になる飼い主のNG行動とは?
飼い主の何気ない行動が、知らないうちに心の距離を広げてしまうこともあります。構いすぎないつもりが、実は孤独を感じさせていたというケースは決して珍しくありません。
愛猫との関係を見つめ直すために、次のような行動が多くなっていないか確認してみましょう。
1.必要以上に「構わなさすぎる」
猫は自立心が強いため、「邪魔しない=優しさ」と考える飼い主さんも多いでしょう。
ところが、声かけも視線もほとんどなく、同じ空間にいても関わりがない状態が続くと、猫は心細さを覚えます。
人でも、同じ部屋に誰かがいるのに一切話しかけられない時間が続くと、孤立しているように感じるものです。
猫にとっても似た感覚で、「自分はここにいていいのかな」と不安になっているかもしれません。
2.スマホやテレビばかりに意識が向いている
猫は飼い主の視線や気配にとても敏感で、名前を呼ばなくても、ちらっと目が合うだけで安心する子もいます。
反対に、帰宅後すぐスマホ、休みの日も画面ばかり見ていると、猫は「話しかけても無駄」と感じやすくなります。
猫は言葉を使えない分、距離を取ることで寂しさを処理しようとするでしょう。
3.不規則な生活リズムが続いている
猫は習慣を大切にしていて、毎日の流れが同じだと安心して暮らすことができます。
食事や遊び、就寝の時間が日によって大きく変わることがあると、猫は先の予測が立てられなくなるからです。
いつ声をかけてもらえるのか、いつ遊べるのかが分からない状態は、ひとりで待ち続ける感覚に近いものです。結果として、孤独感や不安が積み重なっていきます。
4.叱る・無視することが多くなっている
問題行動をやめさせたい一心で、ときには無視や強い口調を使うこともあるかもしれません。
猫からすると悪気があるわけではないため、理由が分からないまま拒絶された印象だけが残ることがあります。
信頼していた相手に急に背を向けられたような体験は、心に大きな影を落とします。甘えてこなくなったり、ひとりで過ごす時間が増えたりするのは、気持ちを落ち着かせるために孤独を自分で選んでいる状態とも言えます。
猫の孤独を防ぐために心がけたいこと
大切なのは「構いすぎず、放置しすぎない」距離感です。
短い声かけ、目が合ったときのやさしい表情、1日5分の遊び時間でも十分に意味があります。
決まった時間にごはんや遊びを用意すると、猫は「今日もいつもと同じで大丈夫」と安心できます。
猫が近くに来たときは、優しく撫でたり、存在を受け止める姿勢を見せることが心の支えになります。

