もちろん、わざと“おじさん見え”を楽しむコーデもアリです。ただ、知らないうちに老け見えしてしまうのは避けたいところ。そこで今回は「秋服で意図せずおじさん化」してしまう原因と、改善コーデのコツをご紹介します。
性別の垣根がなくなりやすい、秋服の落とし穴
秋服がおじさん化して見える原因は、「落ち着きすぎている配色」、「無難すぎる組み合わせ」、「ボディライン」の3要素が大きいです。とくに秋は、カーキやブラウン、グレーといった彩度の低い中間色がコーディネートのメインカラーとなります。これらの配色はメンズアイテムでもよく使われるので、性別の垣根がなくなりやすいですね。そこに加えて、Tシャツにパンツといった無難すぎるほどベーシックな着こなしをしてしまうと、休日のお父さん感が強まってしまうことに……。
秋コーデの定番だけど「要注意なアイテム」は
とくに秋服で注意したいのは、カーキ色の薄手シャツ、チノパン、黒のスラックス、キャップ、チェックアイテムなど。どれも秋コーデに欠かせない定番服ですが、男性も好んで取り入れるアイテムなだけに、これらのアイテムで固めてしまうとどうしても男性っぽさが強くなります。また、ミドル世代は男女関係なく、筋肉の衰えによってボディラインに丸みが出やすい年代。そのため、男女どちらとも体型が似てきやすくなるので、服装のどこかに明確なメリハリを作らないと本気の性別不明コーデに仕上がってしまうのです。

