スルフォラファンの効果

フィトケミカルの中でも、スルフォラファンの抗酸化作用、解毒作用はとても優秀です。これは、スルフォラファンが体内の酵素の生成を促す働きのおかげだと考えられています。
抗酸化
細胞レベルの研究で、体内で細胞を傷つけて劣化させる活性酸素を撃退する抗酸化酵素の生成を促進することがわかっています。また、スルフォラファンの抗酸化作用は持続性があるのも特徴で、抗酸化酵素の生成を促進し、活性を高め、120時間以上も効果が持続したという研究結果が報告されています。
解毒
ブロッコリースプラウトに含まれるスルフォラファンには、有害物質を排出させる解毒酵素を活性化させる働きが認められています。
血糖値の改善
スルフォラファンが、糖尿病を悪化させるタンパク質セレノプロテインPを減らすことを発見したという研究が発表されています。これにより、インスリン抵抗性が改善され、血糖コントロールの改善に繋がる可能性があるとされています。
抗糖化
体内でたんぱく質と糖が結びつくと、AGE(終末糖化産物)と呼ばれる物質が生成されます。AGEが蓄積すると、細胞機能の低下や老化を促進し、肌のしわやたるみ、内臓機能の低下、動脈硬化など、さまざまな健康リスクに関与することが示唆されています。また、AGEの蓄積はアルツハイマー病などの神経変性疾患との関連も報告されています。
ヒトを対象とした研究では、一日に25gのブロッコリースーパースプラウトを2か月間摂取したところ、血中のAGE濃度が有意に低下したという結果が示されています。こうしたことから、スルフォラファンの継続的な摂取が糖化対策の一助となる可能性があると考えられています。
スギ花粉の炎症緩和
スギ花粉によるくしゃみや目のかゆみなどのアレルギー反応は、IgEと呼ばれる抗体が原因です。スルフォラファンには、IgEの生成を抑制する作用が確認されています。つまり、スルフォラファンの摂取によってアレルギーを軽減する働きが期待できるのです。
「スルフォラファンの副作用」についてよくある質問

ここまでスルフォラファンの副作用について紹介しました。ここでは「スルフォラファンの副作用」についてよくある質問に、メディカルドック監修医がお答えします。
スルフォラファンは脳にどんな効果がありますか?
佐藤 直美
抗酸化作用による脳の保護、炎症の抑制、神経伝達物質の調整、記憶力や認知症の改善などが期待されています。
スルフォラファンは毎日摂取しても問題ないのでしょうか?
佐藤 直美
スルフォラファンは毎日摂取しても基本的に問題ありません。ただし、過剰摂取には注意が必要です。妊娠中や授乳中の方、特定の疾患をお持ちの方、また、消化器系の不調がある場合は、摂取量に気を付ける必要があります。

