
心霊スポットで出くわした、長い黒髪をまとった少女。取りつかれまいと咄嗟に「俺と付き合わない?」と声をかけたら、幽霊の答えはまさかの「私でよければ…」で――!?
カドコミ(コミックウォーカー)他で「辰巳ヶ原さんの愛からは逃げられない」を連載する槙田ナル(@makitanaru)さん。個人制作作品も数多く発表しており、そのうちの一つである創作漫画「彼女は憑いてくる」は、ひょんなことから恋人同士になった生者の男「明人」と幽霊の少女「あんこ」の日常を描くオリジナルのシリーズ作品だ。
幽霊とは思えないほど純真なあんこと、彼女にどんどん惹かれていく明人、初々しい二人の関係性に胸がくすぐられるとともに、あんこにまつわる不穏な過去も織り交ぜられ描かれる同作。2023年12月にXに投稿された際は、多くの「いいね」とともに、読者から「幸せになってほしい」「ハッピーエンドで終わってほしい」と登場人物の行く末を期待するコメントが多く寄せられた。そんな同作の舞台裏について、作者の槙田ナルさんに話を訊いた。
■「幸せになってほしい」と願う読者の声が多数!



本作「彼女は憑いてくる」を描いたきっかけについて、作者の槙田ナルさんは「幽霊が登場する漫画が好きなので、自分なりに描いてみました」と明かす。明るくいじらしいあんこの表情や、しなやかに流れる髪の描写が印象的だが、キャラクター表現で意識している点として、槙田さんは「とにかくいろんな表情を描くようにしています」と語る。
また制作で大切にしているのは、セリフや表情だという。槙田さんは「キャラクターが生き生きできるような画面にしたい」と、細やかな感情表現へのこだわりを明かしてくれた。
二人の甘酸っぱいやり取りの一方で、あんこの過去や正体を示唆する不穏な描写も挿入されている同作。物語構成については「描きたいことはたくさんありますが、あくまでメインは二人の日常にすることを心がけています」と述べ、「癒やされるやり取りをたくさんできるようにしたい」と強調する。
最後に、槙田さんは「続きはできるだけ早く投稿できればと少しずつ進めております。更新頻度をもう少し高くしたいです」と、今後への意気込みを語った。
生者と幽霊という意外性のある組み合わせが印象的な本作「彼女は憑いてくる」。戸惑いながらも少しずつ心を通わせていく、純粋で瑞々しい恋の物語をぜひこの機会に読んでみてほしい。
取材協力:槙田ナル(@makitanaru)
※記事内に価格表示がある場合、特に注記等がない場合は税込み表示です。商品・サービスによって軽減税率の対象となり、表示価格と異なる場合があります。

