猫がケンカ中に「お腹を見せる」のは、降参しているわけではない?
猫にとってお腹が急所というのは、よく知られていること。
ですから「あえて急所をさらけ出すなんて、負けにいっているのでは?」と多くの人が疑問を感じるでしょう。
しかし、実は猫にとってこの姿勢は、リスクを承知のうえで相手を迎え撃とうとする「背水の陣」のようなものなのです。
仰向けになることで4本の足をフルに使えるため、強烈なキックやホールドを繰り出しやすくなります。
たとえピンチの状態であっても、最後まで諦めずに戦おうとする猫の姿勢には、思わず感心させられます。
もし愛猫同士のケンカを間近で目にする機会があれば、お腹を見せている猫の様子に注目してみてください。
鋭い目つきで相手を捉えながら、必死に「ケリケリ」を繰り出しているはずです。
猫が本当に「負けを認めている」ときにとるポーズ
猫が本当に降参しているときは、反撃することをやめ、体も小さく縮こまった状態になります。
低い姿勢で耳もぺたんと寝かせ「もう自分の負けです」というメッセージを相手に伝えているのです。
猫の世界では、このサインが出た時点で、それ以上攻撃を続けないというのがマナー。
勝った側は深追いをせず、その場を立ち去ります。
また、負けた側の猫が静かにその場を離れるのも、降参のサインの1つです。
ケンカに発展することなく、早々に勝敗が決まるケースも。
相手が明らかに強そうだと感じた場合、すぐに目をそらしたり、尻尾を股の間にしまい込んだりして、無用なケンカ自体を避けようとします。

