●楽しい関係のために大切なこと
──デートや旅行をする際、トラブルを避けるためには、事前にどうすればよいのでしょうか。
弁護士的には「食事だけ」「遊びに行くだけ」というように、性的関係には発展させる気がないことをSNSなどで記録しておくことをおすすめします。ただ、それでは楽しめないかもしれません。
誘う側も、高額なデートに過度な期待をせず、手軽なところから誘うようにしましょう。出したお金の金額ではなく、自分自身の魅力やデート中の盛り上げで勝負してみてはいかがでしょうか。
誘われる側も相手との関係を壊したくないということであれば、2人きりではなく友だちを誘ったり、昼間のデートを重ねるなど、距離感を探るべきでしょう。世間を騒がせた頂き女子のようなことはせず、匂わせはほどほどにしていく「さじ加減」が必要です。
誘うも誘われるも人生の花。お互いが楽しいと思える時間を作るためにはお互いの気遣いが大事だと思います。
【取材協力弁護士】
古関 俊祐(こせき・しゅんすけ)弁護士
江戸川区出身。2009年3月、中央大学法学部卒業。2011年3月、明治大学法科大学院修了。 同年9月、司法試験合格。2012年12月、弁護士登録(東京弁護士会所属)。2017年、新小岩法律事務所開設を経て弁護士法人HAL代表弁護士に就任。
事務所名:弁護士法人HAL秋葉原本部
事務所URL:https://hallaw.jp/

