【読み切りエッセイマンガ】人気マンガ家の和田さんは、気の利かないことにかけては定評のある夫、まじめで怖がりの長女、良くも悪くもマイペースな次女、そして高校生のとき、友だちから「和田って、丸顔っていうか四角顔だよね」と言われたという和田さんの4人家族。そんな和田さんが初めての妊娠&育児中に起きた“ママならぬ日々”を綴った、エッセイマンガです。
いつまで続くのかわからない陣痛。今何時なのか、外は晴れてるのか曇ってるのか、まったくわからないままにフーフー叫び続けていた私。
そこに突然異変が起こりました。
「ママならぬ日々」第57話

「ぱちゅっ!」と音が聞こえた気がして、何か液体が流れ出る感覚。初産婦の私でも「コレ、たぶん破水だ!」とすぐわかりました。
同時に、「これはすぐ助産師さんたちに知らせないといけないのでは!?」と思ったのですが、病院スタッフが駆けつけてくる様子はなく、LDRの中にいるのは夫と私のみ。『気が利かないこと山のごとし』の夫は私の視線にまったく気づかず腰をさすり続けているし、私は陣痛に耐えていて話すことができませんでした。
ど、どうしたらいいんだ〜!
◇ ◇ ◇
出産は、あらかじめ流れを知っていても、実際の現場では予想どおりに進むとは限りません。痛みに耐えることで精いっぱいになり、自分の状況をうまく伝えられなくなることも少なくないでしょう。
とくに初産では、「これって正常?」「今すぐ呼ぶべき?」と判断に迷う場面もあります。しかし、破水などの異変を感じたときは、遠慮せず自分から知らせることも大切です。出産は“察してもらう”ことが難しい状況だからこそ、ナースコールなど頼れる手段を事前に確認しておく安心感は大きいもの。
人生でもっとも大きな出来事のひとつである出産。周囲に任せきりにするのではなく、自分自身も「助けを求めていい」という意識を持つことが、安心してお産に臨むための備えになるのかもしれませんね。
監修者・著者:助産師 松田玲子
医療短期大学専攻科(助産学専攻)卒業後、大学附属病院NICU・産婦人科病棟勤務。 大学附属病院で助産師をしながら、私立大学大学院医療看護学研究科修士課程修了。その後、私立大学看護学部母性看護学助教を経て、現在ベビーカレンダーで医療系の記事執筆・監修に携わる。
著者:マンガ家・イラストレーター 和田フミ江
