【読み切りエッセイマンガ】人気マンガ家の和田さんは、気の利かないことにかけては定評のある夫、まじめで怖がりの長女、良くも悪くもマイペースな次女、そして高校生のとき、友だちから「和田って、丸顔っていうか四角顔だよね」と言われたという和田さんの4人家族。そんな和田さんが初めての妊娠&育児中に起きた“ママならぬ日々”を綴った、エッセイマンガです。
陣痛中に突然起こった緊急事態!(?)
LDRの中はまるで医療ドラマのように緊迫した空気に包まれました。私は何が起こったのかわからないまま質問することもできず、ひたすら陣痛に耐えるのみでした。
「ママならぬ日々」第55話

どのタイミングで教えてもらったのかうろ覚えなんですが、赤ちゃんの首にへその緒が巻きついてしまい、危ない状態だったそうです。幸い特別な処置を受ける前に赤ちゃんの心拍が戻り、難を逃れました。
ずっと付き添ってくれていた助産師さんが「赤ちゃん、がんばったね! えらいね!」と謙遜して言ってくれたけれど、あとで聞いたところによると、分娩進行中に赤ちゃんが自力でへその緒を振りほどくということはないそうです。おそらく助産師さんのおなかもみもみ(?)のおかげで赤ちゃんの位置などが変わって助かったのだと思います。私は無事出産できたのはこのときの助産師さんのおかげだと思っていて、今でもとても感謝しています。
その一方で、「おなかの子も命がけで頑張ってるんだ。しんどいのは私だけじゃないんだ」と改めて思いました。痛みから逃れたい気持ちでいっぱいで、へこたれそうになっていた自分に喝! 萎えていた気力を取り戻し、そしてこのあと、お産は劇的に進むことになるのでした。
監修者・著者:助産師 松田玲子
医療短期大学専攻科(助産学専攻)卒業後、大学附属病院NICU・産婦人科病棟勤務。 大学附属病院で助産師をしながら、私立大学大学院医療看護学研究科修士課程修了。その後、私立大学看護学部母性看護学助教を経て、現在ベビーカレンダーで医療系の記事執筆・監修に携わる。
著者:マンガ家・イラストレーター 和田フミ江
