
医療、介護、保育サービスなどを全国で提供するニチイ学館は、11月11日の「介護の日」を迎えるにあたり、介護の現場や家庭で生まれる「こんな機器があったら助かる」というアイディアを広く募る「介護テクノロジーアイディアコンテスト」を開催中だ。応募は、10月28日(火)23時59分まで受け付けている。
ニチイ学館について
ニチイ学館は、医療関連事業・介護事業・保育事業を中心に、地域に根差した包括的サービスを全国で提供する総合生活支援企業。全国で約6,000件の契約医療機関へのサービス提供、約1,900の介護事業所運営のほか、人材養成では約50年にわたり200万人以上の医療・介護分野のプロフェッショナルを輩出している。
同社は、今年4月に研究組織「GENBA SMILE Lab(ゲンバ スマイル ラボ)」を立ち上げ、介護人材不足の克服および現場負担の軽減に繋がるテクノロジー活用を検討している。「GENBA SMILE Lab」は、介護に関わるすべての人に“笑顔”を届けることを理念に掲げた研究組織で、介護現場を起点に課題を見つめ、実践的なテクノロジーや仕組みを検証することで、スタッフの負担軽減と利用者・家族の安心につながる新たな価値を創造する。
介護で「あったらいいな」と思うテクノロジー案を募集
「介護テクノロジーアイディアコンテスト」は、「介護の日」を迎えるにあたり開催するもので、多くの人々に介護を身近なものとして捉え、考えてもらうきっかけづくりを目的としている。現場や生活者のアイディアを広く募り、介護現場が抱える課題の解決やサービス向上のためのヒントとして活かしていく考えだ。
同コンテストのテーマは、「介護をする際、『あったらいいな』と思う便利なテクノロジーのアイディア」。
「“そろそろお薬の時間ですよ”と声をかけてくれる時計があったらいいのに」「コミュニケーションや気持ちのやりとりを助けてくれるツールが欲しい」「家族と離れていても生活をサポートできるロボットがあったら安心」「自宅でも安全に快適に入浴することができる入浴支援の器具やロボットがあったらいいのに」といったアイディア例が挙げられている。
コンテストには、誰でも参加可能。介護の仕事をしている人はもちろん、介護経験がない家族や一般の人、子どもの応募もOKとのことだ。日常生活の中で思いついたアイディアを送ってみよう。
応募は、ニチイ学館オフィシャルサイト、GENBA SMILE Labサイトに掲載されている専用フォームから受付中。アイディアのタイトル(30文字以内)や内容、思いついた背景などを入力する欄がある。
未成年者は、保護者の同意のもと応募しよう。また、複数応募をする場合は、1つのアイディアごとに応募する必要がある。
