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「ゆで卵」と「生卵」どっちが“たんぱく質”の吸収が良い?食べ過ぎのリスクも解説!

「ゆで卵」と「生卵」どっちが“たんぱく質”の吸収が良い?食べ過ぎのリスクも解説!

卵を食べ過ぎて現れる症状

卵を食べ過ぎて現れる症状

卵を食べ過ぎて現れる症状では、生産・消費ともに最も一般的とされている鶏卵を食べ過ぎることによる症状を紹介します。

動脈硬化

卵にはコレステロールが多く含まれているため、極端に大量摂取を続けた場合、食事全体でコレステロールや脂質の摂取量が過剰となり、LDL(悪玉)コレステロールが増加する可能性があります。その結果、動脈硬化が進行し、心筋梗塞や脳梗塞などの生活習慣病のリスクが高まることが考えられます。
ただし、近年の研究では、食事から摂取するコレステロールが血中コレステロール値に与える影響は個人差が大きく、卵そのものが直接的に動脈硬化の原因になるとは限らないことも分かってきています。そのため、卵だけを制限するのではなく、食事全体の脂質量やバランスを意識することが重要です。
健康な人であれば、1日に卵1~2個程度であれば、過度に心配する必要はないとされています。

体重増加・肥満

卵のエネルギーは100gあたり142kcalです。1個にすると約70kcalです。
1個あたりのカロリーは高くなくても、1日3個以上プラス他の高脂質食品と組み合わせることでエネルギー過多となってしまいます。余剰なエネルギーが脂肪として蓄積され、体重が増え肥満に繋がります。

皮膚炎や疲労感

ビオチンというビタミンが不足することによって皮膚炎や疲労感を引き起こす可能性があります。卵白に含まれるたんぱく質の1種であるアビジンはビオチンと結合する性質を持っているため、ビオチンの吸収を妨げてしまいます。しかし、アビジンは熱に弱く、加熱することで活性化を防ぐことができます。よって、大量の生卵を長期にわたって食べることが無ければ健康障害はないとされています。

卵の栄養素を効率的に摂取する方法

卵の栄養素を効率的に摂取する方法

加熱して食べる

生卵はアビジンの影響でビオチンの吸収が妨げられることがあるため、加熱することで効率的にビオチンが吸収されます。また、生卵より温泉卵や茹で卵のほうがたんぱく質の吸収率が高くなります。

油と一緒に摂取する

ビタミンDを含む食品はそれほど多くはありません。卵黄に含まれるビタミンDは脂溶性のため、油と一緒に摂取することで吸収率がアップします。また、卵黄に含まれる黄色い色素成分のルテインも脂溶性のため、油と組み合わせることで吸収率がアップします。

野菜や海藻と組み合わせる

食物繊維とビタミンCは卵に唯一含まれていない栄養素です。野菜や海藻に含まれる食物繊維やビタミンCを組み合わせることで、脂質の吸収バランスを整えたり、抗酸化力を高める効果が期待できます。

卵の保存方法や期間

卵の保存方法や期間

卵の保存方法

生卵の保存温度は10℃以下が理想です。卵に含まれるサルモネラ菌などの増殖を抑えるため、購入後すぐに冷蔵庫へいれましょう。庫内奥の方がドアポケットより温度が安定しているためおすすめです。また、尖った方を下にして保存すると、気室が安定して鮮度が保たれやすいです。殻をむいた茹で卵は乾燥しやすいのでラップや密閉容器に入れましょう。

卵の保存期間

生食なら表示された賞味期限内に食べ、割った卵はすぐ使うか、冷蔵庫で保存して当日中に使用しましょう。また、ひび割れた卵は菌が中に入りやすくなるため早めに加熱調理をしましょう。ゆで卵や温泉卵は冷蔵庫で保存し、2〜3日以内に食べ切りましょう。

「卵のたんぱく質量」についてよくある質問

「卵のたんぱく質量」についてよくある質問

ここまで卵について紹介しました。ここでは「卵のたんぱく質量」についてよくある質問に、メディカルドック監修医がお答えします。

卵を何個食べれば1日分のたんぱく質量を補えますか?

山口 恵里

年齢や性別、活動量などによってたんぱく質の必要量が変わるため、一般的な目安として18歳以上の男女が1日に必要なたんぱく質量は約50〜60gです。また、卵1個あたりのたんぱく質量は約6.2〜6.5gです。卵だけでたんぱく質を補おうとすると1日に約8〜10個食べると良いことになります。しかし、卵だけでたんぱく質を補おうとすると脂質やコレステロールが過剰になる可能性があるため、納豆や豆腐、肉や魚、乳製品などからバランス良く補うことが大切になります。

ゆで卵1個でプロテイン1杯の代わりになりますか?

山口 恵里

プロテインに含まれるたんぱく質量は製品によって差がありますが、一般的には1杯あたり約10〜25g程度です。一方、ゆで卵1個(Mサイズ)に含まれるたんぱく質量は約7g前後であるため、たんぱく質量だけで比較すると、ゆで卵1個でプロテイン1杯分を補うことは難しいと言えます。
たんぱく質量をプロテイン1杯分に近づけるには、ゆで卵を2個以上摂取する必要があります。ただし、卵はたんぱく質だけでなく脂質やビタミン、ミネラルも含む食品である一方、プロテインは効率的にたんぱく質を補給することを目的とした食品です。そのため、目的や生活スタイルに応じて使い分けることが大切です。

まとめ

卵は栄養価が高く、特にたんぱく質はアミノ酸スコアが100で良質なたんぱく質を含んでいます。さらに、脂質やミネラル、ビタミンも含まれており、筋肉や免疫の維持や骨の健康、抗酸化作用など健康効果も様々なものがあります。食べ過ぎることで動脈硬化や体重増加、肥満などの症状がでることもありますので、食べ過ぎに気を付けて効率的に卵を摂取し健康効果を高めましょう。

「卵」と関連する病気

「卵」と関連する病気は3個ほどあります。
各病気の症状・原因・治療方法など詳細はリンクからメディカルドックの解説記事をご覧ください。

循環器系の病気

動脈硬化

内分泌・代謝系の病気

肥満

ビオチン欠乏症

「卵」と関連する症状

「卵」と関連している、似ている症状は5個ほどあります。
各症状・原因・治療方法などについての詳細はリンクからメディカルドックの解説記事をご覧ください。

卵に関連する症状

動脈硬化

体重増加

肥満

皮膚炎

疲労感

参考文献

食品成分データベース(文部科学省)

「日本人の食事摂取基準(2025年版)」策定検討会報告書(厚生労働省)

たまご1個に含まれるタンパク質量はどれくらい?たまごのタンパク質の上手な取り入れ方を紹介

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配信元: Medical DOC

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