ユウナさんは、夫・イオリさんと2歳の娘・ツムギちゃんの3人家族。ユウナさん夫婦は、産後の夫婦生活について悩んでいます。夫婦の愛情に身体的な触れ合いを求めるイオリさんと、性的な行為に不快感を覚えているユウナさん。価値観の違いにより、2人の心の溝は広がるばかりです。
そんな中イオリさんは、高校時代の同級生であり、イオリさんに想いを寄せているミヤさんと金銭授受を伴う身体的な関係を持ってしまい、ミヤさんの家で過ごす時間が増えるようになります。
あるとき、ユウナさんは自宅で隠しカメラを発見。イオリさんの盗撮や不倫、そして泥酔して眠るユウナさんに無理やり性的な行為に及んでいたことが発覚します。ユウナさんはその行為がきっかけで妊娠しており、イオリさんに強い恐怖と嫌悪感を抱くのでした。
電気料金やクレジットカードの支払いを滞納していることをユウナさんに問い詰められたイオリさんは、会社の経営不振で給料が減っていることを告白。さらにユウナさんは妊娠していることを打ち明けますが、イオリさんは「相性いいんだね」と悪びれる様子はありません。
ユウナさんはそんなイオリさんの態度に失望し離婚を迫りますが、イオリさんはそれに応じません。
無責任な言動ばかりの夫
























子どもを産んで1人で育てるというユウナさんに、イオリさんは「本当に産むつもり?」と問いかけます。
「2人目が生まれたらますます夫婦の時間が少なくなる」と訴えるイオリさん。
ユウナさんは、「離婚するから関係ない」「お金だけ払って」と反論しますが、イオリさんは「一緒にいないならお金は払わない」と言い張り、話は平行線です。
家庭を崩壊させたと迫るユウナさんに「頑張ったけどどうしようもなかった」とイオリさんは弁明するも、レイプや盗撮は犯罪だと主張されて動揺するのでした。
中絶は女性の体や心を大きく傷つけるものであり、他人が安易に決めたりすすめたりしていいことではありません。
自分勝手な行動でユウナさんを妊娠させてしまったイオリさんですが、さらに中絶をすすめ、ユウナさんの負担は一切考えていないようです。
イオリさんは「夫婦だから大丈夫」と考えているようですが、同意のない性的な行為や盗撮は立派な犯罪。そこに夫婦だからという免罪符はありません。
どんな関係の相手であっても、1人の人間として接する上でのマナーや配慮を忘れず、相手を傷つけてしまったときには、素直に自分の行動を省みる素直さを持ち合わせていたいものです。
※人工妊娠中絶は、母体保護法により定められた適応条件を満たしている場合に限り、施行されます。本記事の内容は、母体保護法 第14条 第1項 第1 号「妊娠の継続または分娩が身体的または経済的理由により母体の健康を著しく害するおそれのあるもの」に該当します。
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