
志田未来が主演を務めるドラマ「未来のムスコ」(毎週火曜夜10:00-10:57、TBS系)の第5話が、2月10日(火)に放送される。このほど、主人公・未来(志田)の“未来のムスコ”汐川颯太を演じる天野優にインタビュー。「目を惹き付ける魅力がある」「本当にかわいくてメロメロ」など、天野の等身大の演技に魅了された視聴者の声が続々と上がっているが、そんな天野に撮影現場で楽しいことについて質問した。
■夢も仕事も崖っぷちのアラサー女性が“未来のムスコ”と突然の対面
本作は、「マルモのおきて」(2011年、フジテレビ系)の脚本などで知られる阿相クミコと、黒麦はぢめによる人気漫画を連続ドラマ化。夢も仕事も崖っぷちのアラサー女性のもとに、“未来のムスコ”だと名乗る男の子が現れたことから始まる、時を超えたラブストーリーだ。
主人公は、“定職なし、貯金なし、彼氏なし”という28歳女性・汐川未来(志田)。長年俳優という夢を追い続けるもいまだバイト生活の毎日から抜け出せず、30歳を目前に「夢を追い続ける自分」と「現実を受け入れる自分」の間で揺れていた。
ある日、未来が自宅でレモンサワー片手に自分の将来を案じていると、突如激しい雷鳴とともに未来のことを「ママ」と呼ぶ小さな男の子(天野優)が現れる。“颯太”と名乗るその子は、未来と自分のパパである“まーくん”を仲直りさせるため、2036年の未来からやってきたのだという。
にわかには信じられない出来事に戸惑いながらも、未来は幼い颯太を一人にはできず、奇妙な共同生活を開始。恋も仕事も夢も中途半端だった未来は、“未来のムスコ”颯太の母となり子育てをする中で、誰かと生きること、支え合うことの意味を知り、自分らしく生き直していく。

■天野の“愛され力”がもたらす現場の暖かな空気感
話数を重ねるごとに、一人の人間として成長するだけでなく、颯太に対する愛情も深まってきた未来。その変化は、劇中だけでなく撮影現場の空気からも自然と伝わってくる。
撮影現場をのぞいてみると、そこにはおしゃべりが大好きで明るい天野の姿が。志田をはじめ、吉沢将生役の塩野瑛久、松岡優太役の小瀧望、矢野真役の兵頭功海、今井沙織役の西野七瀬といったキャスト陣はもちろんのこと、スタッフ陣とも積極的にコミュニケーションを取っている。
特に塩野、小瀧、兵頭の3人を見つけると、ぎゅっとハグをしに行くのが天野のルーティンだ。うれしそうな表情を見せる天野に、周囲もメロメロの様子。こうした天野の“愛され力”は、制作発表会見やドラマ公式SNSでも垣間見え、撮影現場に欠かせない活力となっている。
クランクイン当初の天野について、ご両親は「クランクインに備えて練習を重ねていたので、初日をとてもワクワクしながら待ち侘びていました。撮影が始まってからは毎日撮影現場に行くのを楽しみにしており、お昼休憩もすぐに皆さんに会いに行こうとしています」と振り返る。
天野は日々共演者たちと交流を深めているが、「共演者の皆さまが、優のとりとめもない話を遮ることなく、じっくり腰を据えて聞いてくださるんです。スタッフの皆さん含めて全て寛容に受け止めてくれる。時には褒めて、共感して、提案して、皆さんが優の気持ちを盛り上げてくれるので、自信を持って楽しく取り組めています」と、温かい撮影現場の空気感を明かした。

■難しいと感じるせりふは「ない!」
母親役である志田の印象について尋ねると、天野は「やさしくて、えんぎがすごくじょうずな人!」と告白。「ないているシーンがじょうず」と、一番近くで志田の演技に触れ、日々刺激を受けているようだ。
撮影現場での楽しみを問われると、迷わず「えんぎするところ!」と目を輝かせる天野。富山出身の未来が自分や周りを鼓舞する時に使う「大丈夫」を意味する言葉で、劇中の印象的なせりふである「だんない」がお気に入りだという。
せりふの覚え方を尋ねると、「ほんとうのママにおしえてもらって、5かいくらいれんしゅうするとおぼえられる!」と頼もしい答えが返ってきた。難しいと感じるせりふは「ない!」と言い切る姿からは、芝居に対する純粋な自信と楽しさが伝わってくる。
また、泣きの芝居については、「かなしかったきもちをおもいだしたり、そうたのきもちになってないている」と、5歳らしく独自の役作りを明かしてくれた。

■帰宅してから反省点を自ら口にするストイックな姿勢
天野が芸能界に飛び込んだきっかけは、先に活動をしていた姉・天野実結の存在があった。幼い頃から姉の演技練習を日常的に見て、時にはレッスンに同行していた天野にとって、演じることのハードルは高くなかった。そんな折、姉の事務所から誘いを受け、所属が決まったそう。大好きな姉と同じ世界に挑戦できることは、天野にとって最高の喜びなのだという。
そんな天野は、芝居に対して非常にストイックな一面も持ち合わせている。自分の思うような演技ができなかった時や、撮影現場で悔しい思いをした時は、帰宅してから反省点を自ら口にする。話を聞いていると大抵のことは理解していて、次に生かすためのやるべきことの答えも分かっているのだそう。
ご両親は「『明日は今日の分も取り返して120点を取る!』と自ら宣言して、翌日の撮影現場に向かうんです。そんな前向きな姿には、親としても教わることが多いです」と目を細める。

■両親も太鼓判を押す天野のプロ意識
普段は天真らんまんな天野だが、いざ撮影が始まるとその表情は一変。監督やスタッフの指示を聞く際は、一言も聞きもらさないよう真剣に聞き入り、5歳児とは思えないほどの空気を読み取る力を見せているという。
「監督さんやスタッフの方も目線を合わせて話していただいているので、本人なりに一言ももらさないように真剣に聞き入っていると思います。一見すると『本当に聞いているの?』という感じに見えることもありますが、自分なりにどうすればいいのかを深く考え、幼いながらも撮影現場の空気を読んで感じ取ろうとする姿勢は、親から見てもしっかりと伝わってきます」(両親談)。
おしゃべりが止まらず緊張感ゼロに見える瞬間があっても、「本番!」の声がかかった瞬間にスイッチが一変する。「その瞬間に空気が一転するというか。家族と一緒にいる時の甘えん坊で、やんちゃな優から、一気に颯太の表情のスイッチに切り替わっているなと感じられます」と、天野のプロ意識にはご両親も太鼓判を押している。

■天野の将来の夢は「おしばいするおしごとをつづけたい!」
撮影を重ねる中でご両親が実感しているのは、天野の大きな精神的成長だという。
「相手が今どんな気持ちなのかを想像する思いやりの心が一番の成長だと思っています。台本を通して人の心の機微を学んだり、日常生活でも周りを気遣う場面がとても増えており、ドラマ出演がとても成長につながっているなと思っています。あとは、失敗を恐れずに挑戦して、自分の目標を立てて乗り越えようとする精神的な強さも、この作品を通して身に着けたのかなと思っています」(両親談)。
実際に放送を見た天野は、自分の演技に感動するだけでなく、物語の世界観に引き込まれていたそう。最後に天野に将来の夢を尋ねると、「おしばいするおしごとをつづけたい!」と力強く語ってくれた。


