
料理家・食育インストラクターの和田明日香が、ゲストとリラックスした“宅飲み”を楽しむ人気番組「和田明日香とゆる宅飲み」(毎週火曜夜10:00-、BSテレ東)。2月3日の放送回には、俳優でエッセイストの室井滋が登場した。室井の“おもてなし精神”がさく裂し、いつもとはひと味違う宅飲みが繰り広げられることに。
■室井滋と楽しむツウな宅飲み
個性派俳優として数々の作品で存在感を放ちつつ、エッセイストとしても活動する室井滋。出身である富山県では「高志の国 文学館」で館長を務め、さらに随筆家、絵本作家としても活躍している文化人だ。
室井がお土産に持ってきたのは富山の麦焼酎、酒の肴になるかまぼこ、そしてほたるいか。富山づくしの品々には和田も目を輝かせ、さっそく番組恒例の乾杯タイムが始まる。
そこで室井から突如、「きゅうりで水割りにしてください」と意外なリクエストが飛び出す。まさかの要望に和田は「やったことない!」と驚きつつも、指示に従ってきゅうりを短冊切り。切ったきゅうりをこれでもかとグラスに詰めて麦焼酎と水を注いでいくと、サラダのような見た目の“麦焼酎のきゅうり水割り”が完成した。
せっかくだからと同じ割り方を試した和田は、ひと口飲むと「おいしい!」と目を見開く。さらに「もっときゅうりでもいいかも」と、“追いきゅうり”をグラスに加えるほどのハマりようだった。「河童になった感じでしょ?」と喜ぶ室井と一緒に、和田も興奮しきり。
また酒の飲み方だけではなく、室井はキッチンに立ってかまぼこを使った即席料理まで振舞うという。「なるべく一日に一回は家で食べるようにしてる」という室井は、慣れた手つきでかまぼこを切っていく。
番組開始早々、ゲストが料理をするのは今回が初めて。室井は「ここが私んちみたいな気がしてきちゃって」とノリノリで、和田に手早く作ったかまぼこ炒めを披露する。あまりのおいしさに、和田は「もうこれでいいかも、今日」とシメの空気まで漂わせていた。
その後も、日本酒の出汁割りを飲んで「あ~……」とまるでお風呂に入ったかのようにリラックス。寒い冬に身体が温まる、ツウな宅飲みを楽しんだ。
■「猫で生活が変わった」
愛猫家としても知られる室井。かつては“元祖オヤジギャル”を自称して麻雀をたしなんだり、夜に外で飲むことも多かったという。それが生活が猫を飼い始めてからは一変。早く家に帰るようになったため、「猫でものすごく生活が変わりまして」と語る。
そんな猫愛をつづった著書「やっぱり猫 それでも猫」(中央公論新社)を予習してきたという和田は、「魔法使いの女の子が修行してるみたいなお話」とユニークな感想を述べる。室井の唯一無二でハートフルな魅力が、文章にもにじみ出ているのだろう。
またあつあつのおでんを囲みながら、和田が「猫ちゃんって本当に猫舌なんですか?」と素朴な疑問を投げかけるひと幕も。室井は「うちのタマはお白湯が大好きでした」と、「猫=熱いものが全部ダメ」という猫舌論を否定する。
タマちゃんは給湯器のスイッチ音に反応していたというエピソードを聞いて、「“意識高い系”猫じゃないですか」と驚く和田。室井いわく、白湯を飲むのが猫の健康を支える秘訣だったのだとか。
■室井滋が「女優には向いてなかった」その理由
番組後半、室井は「あんまり女優には向いてなかったですね」と意外な言葉で自分を振り返る。その理由の1つは、「鏡をあんまり見ない」ことにあるという。
たとえばファンから「私、室井さんと同じ位置に泣きぼくろがあるんです。ほら右目の下に」と言われた際、室井は「ごめんなさい。私の泣きぼくろは左目の下なんです」と返したエピソードを披露する。だが実際に室井の泣きぼくろがあるのは顔の右側で、ファンは大いに困惑。あまりにも鏡を見ないため、室井自身のなかでほくろの位置が反転していたというのだ。
ナレーションや朗読など、声の仕事は好きだというが、「最初(自分の声を)聴いたとき、なんて声なんだろうと思った」と振り返る室井。代表作の一つ「ファインディング・ニモ」のドリー役は子どもからも大人気で、公開から20年以上経った今でも「ほら!ドリーよ!」と親が子どもに声をかける場面に遭遇するのだとか。
そんな老若男女問わず支持を集める室井とのひとときに、和田は「本当に自然に、心から人をもてなせる方なんだな」と感激。「人にごはん作ってもらうってすごい嬉しいんだなって」と、幸せを噛みしめていた。次回2月10日(火)の「和田は明日香とゆる宅飲み」は、演歌歌手の徳永ゆうきが登場。3日放送回はTVerにて見逃し配信中だ。

