3.食べ物の安全性を見極める
ご飯を持っていくと、クンクンとにおいを嗅いでから食べ始める光景を見たことがある方は多いのではないでしょうか。猫が食事前に必ずにおいを嗅ぐのは、好き嫌いからではなく安全確認のためです。
腐敗や異物の有無を嗅覚で確認し、少しでも違和感がある場合は口にしません。この能力は野生時代の名残で、自分や家族の命を守る重要な機能です。
体調不良や鼻の不調があると嗅覚が鈍り、目の前の食べ物の安全性の判断が難しくなり、食欲が落ちてしまいます。
食事環境はにおいの変化を最小限にする配慮が必要で、香りが強すぎるフードや、新しいフードへの急な切り替えをすると猫の警戒心を高めますので注意しましょう。
4.人や場所をにおいで記憶する
猫は人や場所をにおいから得る情報によって記憶します。飼い主のにおいが付いた衣類や寝具の上でゆったりとくつろぐのは、安心できる情報源だと判断できるからです。
においは安心感と直結しているため、引っ越しや模様替えで環境のにおいが大きく変わると、不安が強くなり問題行動が出やすくなります。そんなときは、猫のにおいが付いた物を残すことで精神的な負担を軽減できます。
一方、においと記憶が強く結びつくことで発生しやすいのは、粗相後の場所に尿のにおいが残っていて、同じ所で繰り返すようになるケースです。掃除の際には、きちんとにおいまで取り切るようにしましょう。

