大阪・関西万博の関西パビリオン内三重県ブースで特別展示「海女漁と三重の食」公開中

全国で初めて県無形民俗文化財に指定

海女漁の歴史は2000年以上続くといわれている。縄文時代の鳥羽市浦村の白浜遺跡からは、アワビの貝殻などが出土していることから、素潜り漁があったのではないかと考えられているそうだ。

三重県教育委員会は、平成22~25年度にかけて、鳥羽・志摩で海女習俗の民俗調査を実施。その結果、鳥羽・志摩の海女漁には、「女性の素潜り漁が継続されてきた歴史」「漁場を識別する能力」「伝統的な漁具を継承し、男女の役割分担を生み出す地域性」「地域社会が、海女の存在を許容するとともに海女を職業として認めている」「古代から続く伊勢神宮と地域との関係」といった部分に特色があることがわかったそう。

このような、「民俗知識」「信仰」「資源管理」「潜水技術」といった民俗技術が、県指定文化財にふさわしいとして、平成26年1月23日に、全国で初めて県無形民俗文化財に指定された。



鳥羽・志摩の海女漁では、アワビをはじめ、サザエ、トコブシ、イワガキ、イセエビ、ウニ、ナマコ、アラメ、ヒジキ、テングサなどを採る。


アワビの大きさが10.6cm以下のものを採取制限したり、種苗の放流など、資源の管理も積極的に行っている。

三重県の海女の数は、高齢化により漁を引退したり、後継者が不足したりなどの原因により、その数が年々減少。2010年からの10年余りでほぼ半減しているという調査結果もあり、今後もその数の減少が懸念される。現在鳥羽市と志摩市では、28地区で海女漁が行われており、女性だけでなく、男性も素潜り漁に従事している。

日本屈指の「味覚の宝庫」である三重県

三重は日本屈指の「味覚の宝庫」。四季折々の豊かな食材は、食に携わる人々によってその美味しさが引き出され、地域に根付く独自の食文化を育んできた。豊かな海で育まれる海産物、極上のブランド牛、県内各地の名物餅など、多彩な味覚が揃っている。


「肉の芸術品」と称され、松阪地方の肥育農家が支える最高級の肉牛「松阪牛」をはじめ、


「桑名のはまぐり」や、


三重県最南端の熊野市、御浜町、紀宝町で栽培されているみかん「南紀みかん」などがある。


「餅街道」にも注目だ。江戸時代、南三重県には東海道をはじめ、多くの街道が通っていた。これらの街道沿いで、旅人たちが休憩や食事をとるなかで様々な餅が生まれ、今日まで受け継がれている。

大阪・関西万博を訪れた際は、関西パビリオンの三重県ブースで実施されている特別展示「海女漁と三重の食」をチェックしてみて。

■特別展示「海女漁と三重の食」
期間:9月28日(日)~10月13日(月)
場所:大阪・関西万博 関西パビリオン内三重県ブース
詳細:https://expomie.jp

大阪・関西万博HP:https://www.expo2025.or.jp

(ソルトピーチ)

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