血圧測定は時間帯によって影響が出る?
血圧は、1日のうちで時間帯や、その時の体の状態(例えば、運動しているか、休んでいるか、食事をしたか、精神的なストレスがあるかなど)によって大きく変動します。そのため、自分の血圧の正確な傾向を知るためには、毎日同じ時間帯に測ることがとても大切です。
「血圧を測る時間」についてよくある質問
ここまで症状の特徴や対処法などを紹介しました。ここでは「血圧を測る時間」についてよくある質問に、メディカルドック監修医がお答えします。
時間帯によって血圧が高くなることはあるのでしょうか?
小鷹 悠二 医師
忙しいときや興奮しているような状態では血圧が高めに出ます。例えば、仕事や家事などで忙しくしている間などに測定すると高めになることが多いです。測定する場合には、前述のようにできるだけリラックスした状態で、同じような条件で測定することが大切です。
病院で血圧を測ると高くなりやすいのですが自宅で血圧を測ったほうがよいですか?
小鷹 悠二 医師
病院や健診では血圧が高くても、自宅では血圧が正常であることも良くあります。
これは白衣性高血圧と呼ばれ、緊張しやすい方などではよく見られます。このような場合、ご自宅でリラックスした状態で測る「家庭血圧」は、日頃の血圧の状態を正確に把握するために非常に大切です。特に、高血圧の診断や薬の効き目を評価する際には、家庭血圧の測定結果が優先されるべきだと考えられています。そのため、健診や病院受診時に血圧が高い、と指摘された際には、まず自宅で毎日決まった時間(起床時と就寝直前)に家庭血圧を測定することが非常に重要です。その記録を医師に見せることで、早期の診断や適切な治療方針を立てることができます。
自宅で血圧を測るときは毎日同じ時間に計測すべきですか?
小鷹 悠二 医師
ご自宅で血圧を測る「家庭血圧」では、毎日決まった時間に測定することが非常に大切です。これにより、一時的な体調や環境による血圧の変動に惑わされず、日頃の血圧がどのように変化しているかを正確に把握しやすくなります。理想的な測定時間は次の通りです。
• 朝: 起床後1時間以内に排尿を済ませ、朝の薬を飲む前や食事の前に測りましょう。
• 夜: 就寝前に測りましょう。
この記録は、医師が患者さんに合った治療方針を考える上で、とても役立つ情報となります。

