これは以前付き合っていた彼とのお話です。彼は普段から友人との時間を大切にし、“彼女”よりも“仲間”を優先するタイプでした。それは女性にとって特別なイベントであるバレンタインの日も同様。まさか、これをきっかけに彼の本性を知ることになるとは思いませんでした……。
特別なバレンタインのはずが
バレンタイン当日、私は彼にチョコを届けるため、彼が友人と遊んでいる場所へ。彼はうれしそうに笑い、「ありがとう」とチョコを受け取ってくれました。私は渡せたこと、喜んで受け取ってくれたことに満足していました。
それから数日後、彼の友人から突然話があると呼び出されたのです。その内容は耳を疑うものでした。
「あいつ、バレンタインのチョコ捨ててたよ。しかも、固かったからっていうそれだけの理由で」と。
私は理由よりも、送ったチョコを捨てられていたことに呆然としてしまいました。
笑いのネタにされた手作りチョコ
さらに、友人は追い打ちをかけるように話を続けます。「あいつ、わざと大げさに噛みにくそうな顔をしてさ、『歯が折れるわ、罰ゲームだろ!』ってみんなの前でネタにして笑ってたよ」と言われました。
チョコを渡したあとも、彼とは普通に会っており「チョコありがとう、おいしかったよ」という言葉ももらっていました。そのため「まさかそんなことがあったなんて」と思い、なんだか自分が情けなく感じて涙が溢れてきて……。
崩れ落ちる私を見て、話をしてくれた友人は「なんか、ごめんね」と謝ってくれました。

