譲渡会で出会った野犬の子犬が5才に 感情表現豊かに育った姿に「愛おしさが倍増」

怖がりで音に震えていた野犬の子犬が、5才に成長。言葉が話せなくても、しぐさで伝えようとする姿に、飼い主さんは年々愛おしさが増すばかりだといいます。

野犬の子犬だったハロちゃん
生後2カ月ごろのハロちゃん
引用元:@halo_halo_girl
生後2カ月ごろのハロちゃん。

紹介するのは、Instagramユーザー@halo_halo_girlさんの愛犬・ハロちゃん(取材時5才)。

ハロちゃんは野犬として生まれ、5頭のきょうだい犬とともに保護センターに収容されました。生後推定2カ月ほどだった当時、保護団体がハロちゃんたちを引き取り、新しい環境でケアを受けることに。

その後、保護団体が開催する譲渡会に参加したハロちゃんは、そこで今の飼い主さんと出会います。

譲渡会でハロちゃんと出会い、運命を感じた
子犬時代のハロちゃん
引用元:@halo_halo_girl
見つめるハロちゃん。

ハロちゃんと出会った当時について、飼い主さんは「運命を感じました」と話します。

飼い主さん:
「生後推定2カ月のハロと入り口で目が合った瞬間、『ビビビッ!』ときて。家族に迎えることを決めました。

太陽のまわりに虹のような光の輪がかかっているハロ現象のように、“優しく美しい光を放つように”と、このコに『ハロ(halo)』と名付けました」

日向ぼっこするハロちゃん
引用元:@halo_halo_girl
日向ぼっこするハロちゃん。

ご縁があってハロちゃんをお迎えし、飼い主さん家族は新たな生活をスタートさせたのでした。

子犬時代のハロちゃんは、とっても素直だけれどビビりな面も
オスワリするハロちゃん
引用元:@halo_halo_girl
オスワリするハロちゃん。

一緒に暮らすなかでわかったハロちゃんの性格は、天真爛漫でとても素直だということ。迎えた当初は、キャンキャン鳴くことも覚悟していたそうですが、ハロちゃんはすぐに飼い主さんの家での暮らしに慣れてくれたといいます。

飼い主さん:
「我が家に来て数週間で、私たちが寝る時間にハロの耳元で『おやすみ』と言うと、ハロは自分からケージの中に入り、コテンッと寝てくれるようになりました。小さいときから本当に聞き分けの良いコです」

生後6カ月ごろのハロちゃん
引用元:@halo_halo_girl
生後6カ月ごろのハロちゃん。体もずいぶん大きく成長。

人や犬のことは大好きで、自分から寄っていくというハロちゃん。しかし、あらゆる音に敏感に反応して怖がるなど、臆病な面も。

車や自転車など、音が出るものを前にすると、怖くて体が震えてしまったといいます。

飼い主さん:
「元野犬には珍しいことではないと聞きますが、お散歩が苦手な犬は初めてだったので、少し戸惑いました。自宅の庭で思いっきり遊んだりして、ハロのペースで徐々に外に慣れてもらうようにしました」

ハロちゃんは5才に! しぐさや行動で気持ちを伝えるコに成長
まったりするハロちゃん
引用元:@halo_halo_girl
5才になったハロちゃん。こんなにも立派に成長しました。

それから月日は流れ、ハロちゃんは5才(取材時)になりました。ゴハンを残さずにしっかり食べたおかげか、胴回りの肉付きが良くなり、「理想の体型になりました」と飼い主さん。

毛色にも変化があり、鼻周りが黒かったのが今ではほぼ茶色に。「もう少ししたら今度は白くなるのかな」と、飼い主さんは月日の流れを感じるといいます。

あくびをするハロちゃん
引用元:@halo_halo_girl
大あくび!

ハロちゃんは、子犬のころから穏やかで優しい性格で、今もそれは変わりません。ただ、相変わらず怖がりで、まだ車などには恐怖心があるそう。部屋の中から遠くのほうで停まっているトラックを見かけるだけで、ガタガタ震えてしまうといいます。

そんなハロちゃんですが、成長とともにこんな嬉しい変化も見られているのだそう。

飼い主さん:
「大きく変わったことといえば、感情表現がとても豊かになったことです。お水が欲しいときは、お手洗いの扉を前足でノックしに行って、私たちに知らせるんです。水の音がする場所だからでしょうか。

ゴハンを完食したり、トイレをした後は、何度も何度もクシャミをして、まるで教えてくれているようです。子犬のころからゴハンやトイレの後は大袈裟なくらい褒めて、小さめのご褒美おやつをあげていたので、今でも得意げな顔で全部報告してきます(笑)」

飼い主さんにべったりなハロちゃん
引用元:@halo_halo_girl
飼い主さんにべったり。

言葉が話せないハロちゃんにとって、しぐさや行動で伝えようとする行為は、「家族とよりよい関係を築くためのコミュニケーションのひとつなのかも」と気づいた飼い主さん。

ハロちゃんが自身の気持ちを表してくれるたびに、嬉しくなるといいます。

飼い主さん:
「寒い時期は、夜中になるとたまに『ベッドの中に入れて』と伝えに来たり。ふだん一番慣れているのはパパなのに、入ってくるのはなぜか私のベッドだけ。まあまあ“大きな湯たんぽ”ですが、とても幸せな瞬間です」

すっかり“うちのコ”になったハロちゃんへ
優しい表情をするハロちゃん
引用元:@halo_halo_girl
穏やかで優しい表情が印象的。

名前に込めた思いのように、家族を優しく照らしてくれるコに成長しているというハロちゃん。飼い主さんはハロちゃんとの出会いを振り返り、今の思いをこう語っていました。

飼い主さん:
「保護された犬たち、1頭でもその尊い命を救いたい——『次にお迎えする犬は、そういったかたちで』とずっと前から決めており、ハロをお迎えしました。

これまで特に大きな病気もせず、すくすくと健やかに育ってくれて嬉しいです。今ではすっかり“うちのコ”として、毎日を楽しそうに過ごしているハロ。年々、愛おしさが倍増しています。まだまだこれからも一緒に楽しもうね!」

写真提供・取材協力/@halo_halo_girlさん/Instagram
取材・文/雨宮カイ
※この記事は投稿者さまに取材し、了承の上制作したものです。2026年2月時点の情報であり、現在と異なる場合があります。

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