落とした際に菌が付着しやすい食べ物

食べ物の中でも、性質によっては床などに触れた際に細菌が付着しやすいものがあります。ここでは、落としたときに特に注意したい食べ物の特徴について解説します。
水分の多い食べ物
スイカやきゅうりのカット済み食品、果物、ゆでた麺類など水分量の多い食べ物は、表面が湿っているため細菌が付着・移行しやすい特徴があります。水分は細菌が表面にとどまる足場となり、接触した瞬間から汚染が起こる可能性があります。見た目に汚れがなくても、落とした時点でリスクが生じるため注意が必要です。
表面がやわらかい食べ物
ケーキやパン、ハンバーグ、白ごはんなど、表面がやわらかい食品は、床に落とした際に変形しやすく、接触面積が大きくなります。その結果、床に存在する細菌を取り込みやすくなると考えられます。また、表面に凹凸ができることで、付着した菌が洗い流されにくい点もリスクの一つです。
粘着性のあるお菓子
チューインガムやキャラメル、グミなど表面がベタつくお菓子は、床のほこりや細菌を強く吸着しやすい性質があります。落とした瞬間に目に見える汚れが付くことも多く、衛生的に問題が生じやすい食品です。表面を拭いたとしても細菌を完全に取り除くことは難しく、口にするのは避けた方がよいでしょう。
どこに落とした食べ物は食べない方がいいの?

食べ物を落とした場所によっても、細菌などに汚染されるリスクは大きく異なります。ここでは、特に注意が必要な場所について解説します。
キッチンや飲食店の床
キッチンや飲食店の床は、見た目がきれいでも油分や食べかす、水分が残りやすく、細菌が繁殖しやすい環境と考えられます。調理中に飛び散った食材由来の菌が存在する可能性もあり、家庭内であっても衛生的とは言い切れません。このような場所に落とした食べ物は食べない方が安全です。
公共施設の床
駅や商業施設、トイレ周辺などの床は、多くの人が行き交い、靴底を介してさまざまな菌が持ち込まれます。清掃が行われていても、どのような微生物が存在しているかを把握することは困難です。特に不特定多数が利用する場所では、落とした食べ物は口にしない判断が望まれます。
屋外の地面
屋外の地面には土や砂に加え、動物由来の微生物や環境中の細菌が存在する可能性があります。雨水や排泄物などによる汚染が起こることもあり、家庭内よりも感染リスクは高いと考えられます。屋外で落とした食べ物は、時間に関わらず食べない方が安心です。

